マトウダイ 白井栄次 氏
体の真ん中に斑点があり、一目でわかる魚
背鰭にも特徴があり、なお唇は長ーく伸びるのです。
アマゴ 岩本千清 氏
清流の女王ともいわれるアマゴ鮮やかな朱点が散らばる、ヤマメとよく似てる
小西さんの図鑑によると最近はアマゴとヤマメの違いがはっきりしなくなってきてる
と言われる。
マトウダイ 白井栄次 氏
体の真ん中に斑点があり、一目でわかる魚
背鰭にも特徴があり、なお唇は長ーく伸びるのです。
アマゴ 岩本千清 氏
清流の女王ともいわれるアマゴ鮮やかな朱点が散らばる、ヤマメとよく似てる
小西さんの図鑑によると最近はアマゴとヤマメの違いがはっきりしなくなってきてる
と言われる。
アユ 森内広海 氏
アユについて小西英人さんの図鑑によると、アユは生涯の半分を海で過ごす、海と川を
行き来する魚を「通し回遊魚」とよび、成長のために海に降り、川を遡るのを
「両側回遊魚」と呼ぶ、しかし陸封型のアユもいると書かれています。
コウイカ 曽木 均 氏
アカエイ 松井七海 氏
日本の沿岸で釣れるエイはアカエイが多いとの事
またアカエイの毒棘は後ろ向きについているので要注意との事
屋久島のクチジロ続き3
3日目は、今回の目標の磯の一つである「ユボシ」という小さな三角形をした前下がりの磯へ
上がることができた。
2人で釣竿を出すのがやっとと言う所で足元から、切り立った水深10m以上はあるという
ポイント、この足場では大型のクチジロを掛けても取ることができるのかという足場の悪さ
ここで過去に78センチのクチジロが出ている(民宿の壁に魚拓が貼ってあった)
大阪の寝屋川の釣人が釣り上げたもので、体高のある、王者の貫禄十分の魚である。
2人してこの狭い動けない足場の悪いところでウニ・アカガイ・ヤドカリと約10時間
粘ったが、残念ながらアタリもなかった、引き上げる途中の「沖の大磯」という磯で
奈良の桜井から来たという方が立派なクチジロを釣り上げていた検寸すると68センチであった。
この屋久島では60センチクラスは大きいとは言わないらしい、それはこの日帰りに波止で
出会った、千葉県から来たという若者が、地磯で釣ったというクチジロを60センチを
超えてないとの事で、放流していた、この若者は2人でこの屋久島に仕事できたのだが
終わった後、クチジロに魅せられて、この島に3か月余り居座ってしまったという。
船頭さん曰く、この人たち以外でも60センチ以下はみんな逃がしているとの事でした。
4日目、今日は午前中の釣なので釣具屋さんに聞いた安房の波止に渡してもらった。
幅が20mからあるという大きな波止場でまだ接続が工事中である、水面まで6~7mから
あり、水深も10mからあるという、この波止一帯にイシダイがワンサといるという。
この日前夜からの強い風が収まらず波止の先端に立っているのが危ないぐらいの風でした
昼前にアタリがあり合わせたが食い込みが浅かったのか針に乗らなかったその30分後に
吉岡氏が本石を取り込んだ、縞目も鮮やかな50センチほどの石鯛であった、3日半の
屋久島の釣でしたが何とか彼が釣ってくれたので良かったと・・・
写真はイシダイ名人の木村氏とイシダイ
昨日の続き
さかせ川さんに付いたら、9日間も頑張ったという、高知の大物釣り師のK氏と会った。
彼曰く、今日9日目にして、やっとクチジロらしきアタリを見たが、もう集中力がないので
あきらめて明日帰ります。そしてまた出直しますと・・・
私たちのように、3日ほどの釣でなく10日近くも磯に連続して上がるというのは並みの体力
ではできない事です、そしてまた出直すというこの根性は底物師ならではないのかな。
彼がアタリを見たという磯は明日は他の方が予約しているという事なので私たちは上がる事
は出来ないのです、この屋久島の磯は予約制というか暗黙の了解のようで、1つの磯に続けて
マキエをして上がるので他の人は翌日にその磯には上がれないのです。
この時期はまだ水温がまだ上昇し足らずでアタリも大変小さいという。
翌日、朝一に上がった磯は、港を出てすぐの「大瀬」という名の通りの大きな磯でした。
少し風はあるが曇り空ではあるが釣日和とも言えるお天気である。
大きな磯ではあるが、ポイントは少なく2人並んでの釣となった、右上方を眺めると屋久島での
有名な高さ944mのモッチョム岳が頂上に雪を被って聳えている、
そして釣り場の前方には大海原、釣り場の雰囲気としては最高のもの、これでクチジロが
釣れたら云うことなしの状況です。
今朝の水温は17度から18度という、少し低いのでもう少しでも上がってくれたらと・・・
吉岡氏が赤貝を、私がウニを付けての第1投、この第1投が一番気持ちの昂るときです、何百キロも
飛行機でとんできての第1投なんですから・・・・イシダイ釣りでの潮は磯にあたってくるのが
良い潮なんですが、今の潮はベタ凪ぎに近く動かない2人して、とっかいひっかい遠近探ってみたが
エサは取られるが食い込むところまでいかない、餌取りのアタリばかり、赤貝に変えて何投目かの時に
「オヤッ」と思うあたりがあった、すぐにエサをつけかえて、同じところに、投入した。
当たりのあった直後なので竿受けにかけずに手持ちで構えていた「コツコツ」というあたりが
ダンダンと多く成って来たので、すこし送り気味に竿を下げた途端に穂先がグイート入った。
反射的に体が反り返っていた、本日の初獲物である、しかし、手に感じてくるのは残念ながら
石鯛とは違う感じである、重い重量感はあるのだが、石鯛のように引き込まない、根係が無いよう
なのでゆっくりと対応しながら巻き上げてきた、上がってきたのは、やはり石ものと違い、
赤黒い姿の50センチほどのハタであった。
この日の獲物はこの1匹のみであった。
屋久島のクチジロ見聞録(2000年5月)
石鯛師なら1匹は釣りたいと思う、クチジロ
写真では何度も見てきたが実物にお目にかかったことがない、そのホワイトマスクの
住む屋久島に釣りに行ってきた。
大阪を早朝に出発すると、昼過ぎから竿を出せるという飛行機利用での釣行は大変時間が
短縮できるので、ありがたいものです。同じクラブのベテラン石鯛師の吉岡氏に誘われて
来たこの島には、30年ほど前に、仕事の関係できていたが、そのころに竿を担いでいってたら
クチジロも思う存分に釣れたであろうが、当時は釣りを始めたばかりで、ましてやまだ
サラリーマン時代の事、設計の仕事で、サトウキビの工場建設の現場に行くのに
釣り竿を持っていく余裕はなかった。
一般的には、屋久杉、縄文杉で大変有名な島でもあるが、底物師にはクチジロの事しかない、
10年ほど前にはオオカミともいわれたシマアジの大型で沸いたことも在った。
聳え立っている山山で形成されたこの島は残体が丸い感じの島で、少々の風が吹いても
何処かで竿が出せるという。
曇り空の中、屋久島空港に出迎えに来てくれた吉岡氏の知人との挨拶もそこそこに、今夜から
泊る民宿の方が置いてくれていた、軽自動車に荷物を積み込んで,民宿の、さかせ川さんへと
急いだ、そして、送っておいた釣具とエサなどを点検して明日からの釣に備えた。
今回のエサは長崎の丸正さんに頼んでウニを送ってもらったが、半分ぐらいは死んでいて
つかいものにならなかった、時間的にはそんなにかからないと思っていたのだが・・・