今日は3人が釣りをするので一番大きな船に並んで腰かけた。竿受けのセットを兼崎氏に任せて懐中電灯やランタンの明かりをもとに仕掛けをそれぞれが用意した。そして、冷凍の鰯を刻んで船の前方にマキエをしてから各々がイワシの切り身をつけて第1投をした。
仕掛けはフロロカーボンの12号にヒラマサはりを結んで、少し潮のながれをみて重りを調整、流れがない時は完全なフカセ釣り、切り身とハリの重みだけで沈めていくという、それも40mからの深さまでしずめていくのです、初めの頃は重りもなしでうまく沈むのかなと疑問に思っていたが、しずしずと海中に入っていくのです。
未だ暗闇の中、松永氏の奥さんがキタヨと竿を巻き上げて難なく1匹目の獲物を釣り上げた、ブリではなくメジロクラスでうでならしと笑っておられた。松永氏が真ん中で私は右の端、左の端の奥さんの竿に又、すぐに当たり今度はブリらしく少してこずっていたが何とかタマに収まった、連続で奥さんの竿にアタリがあるが、男性2人はアタリがないなーと顔見あわせていたら私の竿にアタリ着座より、一段と高いところに、竿受けをセットしていたために、竿受けが外しにくく、外した途端に強烈な引きで竿を落としそうになり松永氏にバトンタッチした。
巻き上げてきたら良く肥えたブリであった、地合いが来たのか、キタヨと兼崎氏の声で見ると横の松永氏の竿にアタリ、ぐいぐいと竿を海中に締めこんで入ってる、竿受けの竿を外さずに、いつものイシダイ釣りの様にそのままの体制でリールを巻き上げている
強烈な引きにたえながらも巻き上げたのは、よく太ったブリでした。奥さんが竿から離れているうちに又入ったのを兼崎氏が受けて巻き上げた。
タマをもって僕が掬いに行ってたら僕の竿が舞い込んだこの短い時間が地合いの真っただ中か、よく当たった、僕が3匹目を掛けたときに、力み過ぎたのか血圧が少し上がったようで気分が悪くなり頭痛を起こしかけたので釣りをやめて兼崎氏に船頭を呼んでもらい先に引き上げた。
ホテルに帰り、足が大変冷えていたのでお風呂に湯をためて足湯をしたら気分が良くなりその後、横になっていたら回復した。
翌日はお二人に行ってもらい僕は取りやめてホテルにて休憩していたが、この日は潮が早すぎて釣りにならずで早々と引き上げてこられた、結局この日は大型のブリ1匹と、イラだけのお土産であった。
2日間の成果はブリが4匹にメジロが5匹にめでたいエビッサンが1匹という成果でした、大いに引きをたのしんで帰ってきました。
写真は1日目の釣果
イラの写真