13,14,15日と連載しました、ハネ釣り必釣法、横着してコピーしたなーと、黒くて読めんと苦情が来ましたので、すみません再度書きますのでご容赦願いまして、ここに書き直しますのでよろしくお願いします。(写真は前の分を見て下さい)
1、エビ撒きの釣りの歴史
昭和の初期から、大阪湾で、朝バネ釣りということで出勤前から2時間ほど魚釣りすると言う風習があり、それが高じて現在に至っております。
この釣りは、琵琶湖でとれる、あるいわ中国方面から輸入された、シラサエビを撒くことによって、短時間で釣果を求める釣りになります。
その中で色々な形の釣り方が出てきました。
・完全なフカセ釣り
・カゴ釣り
・底撒きカゴを使った底撒き釣り
と言った方法があり、それぞれの釣り方があるのですが、なんと言っても一番の魅力は、最も身近な波止場(防波堤)で、ものすごい大きなサイズの。ハネやスズキに出会える、そういう感動が楽しみなのです。
2,釣り具と装備
1,道具
(1)竿(ロッド)
竿は専用の竿が出ていますのでできれば専用竿を使っていただければとおもいます。と言いますのも、チヌ竿で代用している方が多いようですが、チヌ竿では柔らかすぎて、取り込みに時間がかかり、周りの人に迷惑がかかってしまうからです。大勢の方がならんでいる釣り場では,硬調子の竿を使うようにしましょう。
(2)リール
リールには両軸リール(ベイトリール)とスピニングリールがあります。
どちらがエビ撒き釣りに適しているかというと、攻める場所によって異な ります。
「両軸リール」浅く近く攻めるのに適しています。
ベイトリールの利点は、下記のような点にあります。
・仕掛けを毎回同じところに投げられる
・糸がよれない
・魚の大きさがダイレクトに伝わる
「スピニングリール」
・遠く深く攻めるのに適しています
・初心者に最も扱いやすいリールです、ただし慣れないとキヤストポイント
が一定にならず、かなりアバウトな釣りになってしまいます。
両軸リール、スピニングリールのいずれにせよ,底撒きカゴを投入すると きは必ずアンダースローで行ってください。
ポイントはアンダースローができる範囲内でしか釣りをしない、ということになります。
(3)玉網(タモ)
タモ枠はバランスのいい50㎝ぐらいがいいでしょう。
タモの柄は5~6mを用意しておくとよいでしょう。
またタモの柄は腰のあるしっかりしたものを用意しておいてください。
*安物がいけないわけではありませんが,芯がしっかりしていないことが多いので注意してください。
(4)エビ活かしクーラー
エビ撒き釣りで最も重要な道具のひとつですね。できればよいものを購入しましょう。
安いエビ活かしクーラーが悪いというわけではありませんが,機能のいい活かしクーラーは、シラサエビを元気な状態でキープします。
安いエビ活かしクーラーは、水温が上がってしまい、シラサエビが弱ってしまいます。
エビ撒き釣りは、シラサエビが元気であることがキーポイントですのでエビが弱ってしまっては釣りになりません。
このことを頭に入れておいてください。
エビ活かしクーラーの大きさは8Lのものがあればいいでしょう。
また、この活かしくーらーに付けておくと便利なものが、「竿受け」と「小物入れ」です。
竿は直接地面(ケーソン)に置くと、傷がついてしまいますので、竿受けを
エビ活かしクーラーに付け、竿をいためないようにすることも大事です。
小物の入れの中には魚を絞めるナイフや電池、あるいは魚外しに便利なラジオペンチも。用意しておきましょう。
(5)ウキ
現在はハネ専用の高感度ウキが有名メーカーから出ていますので、それをお求めになる方が、釣果アップが期待出来ます。
エビ撒き釣り専用ウキは、前アタリを見逃さないように作られており前アタリも分かりやすい、という利点があります。
(6)オモリ
サルカン付きタル型オモリが市販されており、非常に便利ですので、こちらを使用することをお勧めします。
(7)からまん棒
仕掛けが絡むことを防止するためのもので、必ず使うようにして下さい。
(8)ハリ
活きエビ専用のハリをお求めください。サイズは8~9号をお勧めします。
8~9号と小さいハリを使う理由は、エビに負担をかけないためです。
(9)ハリス
初心者は1,7~2,0号のハリスを使用してください。
この号数であれば、ハリスを飲まれてしまってもまず切れることはないので安心です。
(10)ストリンガー
ハネ釣りに必須の道具といっても過言ではありません。
その理由を下記に記しておきます。
まず、釣ったハネを生かしておけるということです。
通常のクーラーボックスでは、確実に死んでしまいますが、ストリンガーを使えば帰るまで海に入れておけますので、生かしたまま持って帰ることも可能になります。