函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

金持ち謙信!!

2009-02-16 | 歴史
直江景綱の後を追う様に妹・お藤も亡くなりま
したね

兼続の蟄居をとくように謙信に願い出る景綱
母はわが子を信じるほかわないと言い切るお藤。
兼続にとつてなくてはならない二人が亡くなっ
てしまいます

一方、雲洞庵で修行の日々の兼続。
義の為とはいえ人を殺すことは出来ないと悩む
兼続
不甲斐ない自分を責める日々なのです。

お藤が倒れた事を兼続に伝えに来た与七の説得
にも関わらず首を縦にふろうとはしません。
まだまだ修行が足りないのでしょうか
己の真を見、その真に従う、全祝に諭されお藤
に会いに行くのですが…
今わの際に何か言いかけて亡くなるお藤
何を言いたかったのでしょうか??

『そなたは母の誇り、母は信じていますよ』
母・お藤の愛は深かったのです

それにしても演出が古畑任三郎タッチですよね
スポットをあてたシーンが多い様な気がするの
ですが…
そう感じるのは僕だけでしょうか??

お藤の臨終を聞いた景勝の一言『泣いているの
かの?』
短い言葉の中に兼続に対する思いやりが凝縮さ
れた言葉でしたね。
やはり景勝の側に兼続は必要なのでしょうか??
実の兄弟よりも深い絆で結ばれているのでしょ
うね。
何れにしても一心同体の二人なのです

ところで
謙信の戦は遠征が殆どですが、何故そんなに戦
を続ける事が出来たのでしょうか??
休む間もなく武田・織田・北条と立て続けに戦
をしていました
ただ強いだけの軍隊では戦を続ける事が出来な
いのです。
武器や食糧・具足などなどいくらお金があって
も足りません
戦には莫大なお金が掛るのです

ましてや、謙信の戦いは他国の領土を侵す戦い
ではないので、勝っても領地が増える事は殆ど
ありません
普通であれば破産状態ですよね

謙信に限らず、この時代の一流の武将は経済に
も相当明るかった様ですね。
謙信は田畑の開墾、鉱物資源(金・銀)の開発、
などに力を入れていたのです。
又、青苧(あおそ)といわれる植物の栽培を奨励
し莫大な利益を上げていたといいます
謙信は衣類の原料としてこれを貿易に用い、莫
大な利益を上げていました。
謙信の軍資金はこれだったのです
軍資金があったればこそ戦を続ける事が出来た
のですね。
島津・尼子・毛利・織田・北条・武田など、こ
の時代を代表する武将達はすべからく鉱物資源
の開発などの資金力の裏付けがあったのです。
言い換えれば、資金力のある武将でなければ戦
国時代を生き抜く事は出来ないと言っても過言
ではありません。
その武将達の中でも謙信は、かなり資金力のあ
った武将だった様ですね
金持ち謙信です!!
謙信は毘沙門天だけではなく恵比寿様も信仰し
ていたのかも知れません



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コメント (12)
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