函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

大河ドラマ江、光秀の辞世!!

2011-02-17 | 歴史
昨日、HDに録画していた江を見ましたが…

今週の感想!!

そもそも江を主人公にしたドラマ自体に無理があった
のてはないのでしょうか
江の存在を際立たせればするほどチグハグになってい
くのです
視聴率を考えると現代風にアレンジするのは仕方ない
のかも知れませんが、その視聴率も上がっていない様
です
これって…


光秀の辞世の句と言われているものです。
『心知らぬ 人は何とも 言はば言へ 身をも惜しま
じ 名をも惜しまじ』
自分は間違った事はしていないと言う思いが伝わって
きますね
何か自分に言い聞かせているようにも感じます

もうひとつ
『順逆無二門 大道徹心源 五十五年夢 覚来帰一元』
光秀が最後に作ったとされる詩です。
自分は間違った事はしていない。
自分は良心のままに行動した。
55年の夢から目覚め全てが無に帰っただけ。

この詩を読んで女々しいと感じるか?死に臨み達観した
境地に達したと感じるか?意見の分かれるところですね??
個人的には、辞世の句と詩を読む限り光秀の無念さを感
じます
もしかして本能寺の変は突発的な出来事だったのかも知
れません
少なくとも周到な準備をしていたとはとても思われませ

もし光秀が謀反の根回しをしていたとしてもどこかで発
覚していたでしょうね
やはり光秀には天下を治める能力が無かったと言わざる
を得ないのです。
前にも書きましたが、武将の性とでも言ったらよいので
しょうか
目の前の状況だけを見ると天下が自分の方に向いている
と錯覚を感じたのかも知れません。
千載一遇のチャンスを前に目を瞑るなど武将としての光
秀には出来なかったのでしょうね