函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、十兵衛への遺言!!

2020-05-04 | 歴史

没落した土岐氏の血が自分には流れると流布し

美濃を纏めようとする高政 
道三曰く、高政は道三が実の父親だという事を

分かっているとも… 
激動の時代を古い秩序で乗り切ろうとする高政

ですが、時代の流れはもう誰にも止める事は出

来ません 
大きな国を作るという道三の夢
高政には理解が出来ないようですね

 
上に立つものは嘘をついてはいけないとの考え

を持っている道三にとって、自らの出自までも

改ざん、権力を握ろうとする高政を許せなかっ

たのでしょうか?

 
「信長とならそなたやれるかも知れない。」……

十兵衛への遺言の様でしたね。 
ところで 

ドラマでは高政をたきつける陰湿な一鉄像を醸

し出していますが、実際の一鉄とは少し掛け離

れた感じもします
頑固一徹は稲葉一鉄が由来だと言われていますね 
一旦決めたらてこでも動かない、稲葉一鉄の生

涯は正しく一鉄者に相応しい生涯かも知れません。 
 
一鉄は六男だったため僧籍に入ります 
兄が五人もいるのですから還俗する可能性は殆ど

ありません
ところが… 
牧田の戦いで五人の兄全員が戦死してしまうのです 
世の中何が起こるか分かりません 
兄達が亡くなった為必然的に一鉄が稲葉の家督を継

ぐ事になるのです。 
本来なら寺の住職として一生を終えていたかも知れ

ません。 
人間の運命とは摩訶不思議なものですね
  
それにしても、稲葉一鉄は何故?高政軍に加わった

のでしょうか? 
ドラマでは反道三の急先鋒の様に描かれていました

が、 どうも高政の母・深芳野の影がちらつきます 
一説によると、深芳野は稲葉一鉄の妹だとも…… 
つまり、一鉄と高政は叔父・甥の中と言う事になり

ます 
もしそうだとすれば高政に加担したのも頷けますね

 

 

コメント
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