函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

どうする家康、瀬名奪還計画!!

2023-02-06 | 歴史

妻・瀬名を奪還するため、殆どの家臣の反対を押し切り

藁をもすがる思いで本多正信に望みを託した元康 

その正信に焚きつけられたのが、すっかり落ちぶれた服

部半蔵です 

上手くいくと思われましたが、瀬名の母・巴から鵜殿長

照の妹・お田鶴を通して長照に知れてしまいましたね 

関口家の屋敷に忍び込んだ服部党を待ち受けていた鵜殿

長照の家来に散々矢を射かけられます

結局、瀬名奪還計画は土壇場で失敗 

瀬名達は捕らえられ、氏真から死罪を言い渡される始末。 

正信の計画に一縷の望みを託した元康ですが、万策が尽

きた感じですね。 

史実としては、正信による瀬名奪還計画は考えられませ

んが、ドラマとしては中々面白い設定だと思うのですが 

落ちぶれていた本多正信と服部半蔵が、世に出ていく瞬

間を見ている様な錯覚を感じてしまいます

 

ところで… 

岡崎城に入った元康は、最初から今川に反旗を翻した訳

ではありません。 

当初は今川側として織田軍と戦っていましたが、元康だ

けではとても戦いを続ける事など出来ません 

当然、今川に援軍を求めますが、今川も上杉謙信にる北

条征伐の援軍として出兵していたので元康まではとても

手が回らなかったのです

三河の国衆の離反を恐れた今川による人質提出の愚策の

為、三河では今川から離反する機運が高まったとも言わ

れています 

結局、元康の選択肢は織田と同盟し、反今川として態度

を鮮明にするしか道がありませんでした。 

好むと好まざるとを得ず、今川と手切れをするしか元康

の選択肢が無かったとも言えますね

 

 

 

コメント
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