函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

どうする家康、信長の遺言!!

2023-07-17 | 歴史

ドラマでは… 

人を信じる事を教わってきた家康と、誰も信じるなと

教わってきた信長、似て非なる対照的な二人です 

信長に暗殺を見透かされた家康ですが、「弱ければこ

そできることがある、わしは信じる。行き詰まってお

るのは、お主ではないのか。弱き兎が、狼を食らうん

じゃ」とまるで信長に対する宣戦布告ですね 

「俺はわずかな手勢を率いて、京に向かう。本当にお

まえが俺の代わりをやる覚悟があるなら、俺を討て。

やってみろ」と信長

「俺は誰かに殺される。誰よりも無残にな。だが、俺

は覚悟はできている。大変なのは、これからだ。戦な

き世の政は、乱世を鎮めるより遥かに困難じゃ。」と

も… 

まるで家康に対する遺言の様でしたね

もしかして、誰かに殺されるのなら家康に殺されたい

と思っていたのでしょうか? 

家康なら乱世に戻る事がないと確信めいたものが信長

にはあったのかも知れません 

本能寺の変の折、信長が最初に疑ったのが嫡男・信忠

だったとも言われています

この事一つ取って見ても信長の究極の孤独感も感じて

しまいます

極度の緊張感の連続だった信長にも、流石に限界が来

ていたのかも知れませんね 

ところで… 

信長の側近く仕えていた太田牛一が書いた信長公記に

は、光秀の阻喪について全くふれられていません 

おそらく後世の作り話の可能性が強そうです。 

江戸時代に書かれた川角太閤記では触れられています

が、二級資料とされているので信憑性は低そうですね 

武田家滅亡後の宴でも光秀が信長に折檻されたと言わ

れていますが、江戸時代の資料なので当てにはなりま

せん 

どうも、光秀が信長に恨みを持っていて本能寺の変を

起こしたと持っていきたい意図が感じられてなりませ

そう考えると家康陰謀説もあり得るのかも知れません

ね。 

信長謀殺における家康の影を消す為に… 

少し考え過ぎでしょうかね?

 

来週はいよいよ本能寺の変です。 

家康が信長を討つと思っている秀吉。 

自分の力で信長を討つと決心している家康。 

耐えきれず信長の意表を突く光秀。 

三者三様の思惑が入り乱れた本能寺となりそうですね

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする