急拵えの六文銭の旗を掲げ昌幸の支持通り徳川軍を挑発する信繁
いよいよ第一次上田合戦の始まりです
史実ではおそらくこの合戦に信繁は加わっていない筈ですが、ド
ラマとして見ると面白さが倍増
真田一族が一丸となって大敵に立ち向かう様は痛快です
ドラマとはいえ、子供を産んだばかりの梅が少し出しゃばり過ぎ
の感じもします
呆気無く亡くなりますが、釈然としないのは僕だけでしょうか?
昌幸の策略に嵌り大敗した徳川軍は小諸城へ撤退しますが、手を
こまねいていた訳ではありません。
井伊直政をはじめとする5000の兵が新たに加わり10000を超える
軍勢で反撃体制を整えていたのです
その矢先に大事件が
徳川家を背負ってきたと言っても過言ではない石川数正が…
事もあろうに徳川家を出奔、秀吉の家臣となってしまうのです
家康を幼少の頃から支えてきた数正の裏切り、昌幸の裏切りと比べ
ても裏切りの格が違いすぎます
このままでは内部崩壊に陥るかも知れません
家康にすれば上田城攻めどころではなくなった訳です。
撤退も仕方ありませんね
もし、石川数正の出奔がなければ上田城の戦いはどうなっていたで
しょうか?
奇策も一度目ならまだしも二度目は利きません。
ましてや相手が徳川家康。
信濃の小大名相手に二度も負けるとは思えません
真田家滅亡の可能性すらあった筈です
運を味方につけると言いますが、ここまでの昌幸の運は相当なもので
すね
ところで
梅が信繁の為に紐で編んだ六文銭ですが六連銭とも言われていますよね
六文銭の由来としては三途の川の渡し賃というのが一般的ですが、死を
覚悟して戦うという事でしょうか?
真田の先祖・海野氏も六連銭を掲げていたと言われています。
六連銭の旗印は鎌倉時代から続いていたという事になりますね。
一文は今の価値でいえば50円位だと言われていますから、六文で300円
くらいでしょうか??
これって、三途の川の渡し賃としては少し安過ぎますよね
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