相変わらず幕府再興を命じる御内書を全国に送り
続ける義昭
不屈の鈍感力には驚かされますが、こういう人物
だから長生き出来たのでしょうね
平蜘蛛というとんでもない爆弾を抱え込んでしま
った光秀
自分の預かり知らないところで歴史が動き出しま
す。
密偵を使い光秀が平蜘蛛を持っていると信長に注
進する秀吉
信長を裏切ったかの如く仕向けるあたり、秀吉な
らありえますよね
全て見通している光秀に問い詰められても大袈裟
にひたすら謝るだけ
掴み処の無い秀吉と理想を追い掛ける光秀。
対照的ですよね。
結局、柔軟性の高い秀吉には敵いそうにありませ
んが…
究極の孤独感の中、徐々に孤立し横暴さを増して
いく信長ですが、本能寺への布石も徐々にうたれ
ている感じがします
かろうじて光秀だけは諦めず信長に注進を繰り返
しますが、どんどん信長との距離が離れてゆきま
す
末期的な状態ですね
月見と称して正親町天皇に拝謁する光秀ですが…
その場も秀吉に監視されているのだろうと思うと、
もはや以前の信長との関係を再構築するのは難し
と実感してしまいます
「この後、信長が道を間違えぬようしかと見届け
よ。」と…
結局、天皇の命を忠実に守り本能寺へと突き進む
のでしょうか??
これだけの大事件、天皇の命令に従っただけで起
こしたとは思われません
そんな単純な光秀ではありませんよね
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