いよいよ追い詰められた関東管領上杉憲政、ついに長尾景虎を頼る
事を決断しましたね
もう少しで、上杉謙信の誕生です
それにしても関東管領上杉憲政
酒色に溺れ、長野業政と云う義に厚く忠誠心に富んだ武将を家老に
持ちながらも家格だけにとらわれ衰退し、遂には長尾家の庇護を受
けなければ家が存続出来ないところまで堕ちて行くとは、何とも哀
れを感じてしまいます
飯富が今川の娘との縁組を危惧している様ですが、どの国から見
ても結局、皆敵なのです
とりあえず、自国の存続の為、敵国の娘を嫁に貰うのは戦国の世
では当たり前なのです。
20年30年のスパーンで政策を決めているのではないのですから。
今を生き抜いているのが戦国時代なのです
今が無ければ将来も無い訳ですから…
それにしても、大井夫人と勘助が初対面だったとは、以外でした
大井婦人役の風吹ジュン、中々存在感のある女優になりましたよね。
か細い声ですが、ゆっくり話す一言一言に力強さがあります
争いや地獄を見てきたので、人の心を恐れる事がなくなったとは
死ぬ間際とはいえ中々言える言葉ではありません
仏像の前で、あなたの御心だけは見えませんと言っていましたが
少しはうん命に翻弄された自分の人生に悔いがあったのかも
知れませんね凡人の僕には理解が出来ませんが。
敵将の子供でありながら武田に嫁ぎ数十年経つと、やはり武田家の
行く末を心配しながら死んでゆくのですね。
最初は武田を恨み、呪いもしたことでしょうが、時間が全てを変えて
しまうのです。
よく考えてみると、大井夫人も由布姫・油川夫人も武田に負けた
敵将の娘ですよね。
言い換えれば、敵将の娘が生んだ子供達が次の時代の武田家を背負って
立った訳です。
そして、その一人が武田家を滅ぼしたのです
因果応報ですよね
武力を持ちいらなくても、年月さえ有れば滅ぼされた恨みを晴らす
事が出来ると云う事かもしれません。
尤も、日本人の恨みは長続きはしないと思いますが…
ところで
戦国時代、世界で一番鉄砲を保有していたのは何処の国でしょうか??
答えは、何と日本なのです。
以外に思われるかも知れませんが、事実です
言い換えれば、鉄砲の数だけとれば世界で一番の軍事大国だった訳です
鉄砲は十六世紀半ばに伝来してから急速に広まりました。
鉄砲のコピーを作る技術、改良する技術は日本人の最も
得意とするところですよね
信玄も謙信も氏康も多かれ少なかれ鉄砲を持っていたのです
現在のアメリカを見ると、悲惨な銃社会に翻弄されて
います
銃規制も中々進まないのが現状の様です。
では、何故日本が世界で一番銃を保有していたにもかかわらず
アメリカの様な銃社にならなかったのでしょうか??
時の権力者、徳川幕府が世界で始めて銃規制に乗り出した
からなのです
「入り鉄砲に出女」と言って、江戸に入る鉄砲と江戸から出る
大名の人質(女性)を取り締まったのです。
「入り鉄砲の通行手形」まで有ったといいます。
主要な街道に関所を設け旅人を厳しく取り締まった様です。
勿論、違う意味合いで取締りを強化したのでしょうが、その
お陰で日本は銃社会にはなりませんでした
日本人の優れた感性だと僕は思うのですが…
鉄砲から出た言葉も沢山あります
火蓋を切る・見当を付ける・お目当て・無鉄砲・鉄砲水・ため息
隠し玉・金星をしとめる・目星を付ける・下手な鉄砲数うちゃ当たる
などなど、鉄砲にまつわる言葉は結構多いのです
考えるに、意外と鉄砲が身近にあったと想像されますよね。
にもかかわらず、鉄砲規制をした日本人、ヤッパリ偉い!!
事を決断しましたね
もう少しで、上杉謙信の誕生です
それにしても関東管領上杉憲政
酒色に溺れ、長野業政と云う義に厚く忠誠心に富んだ武将を家老に
持ちながらも家格だけにとらわれ衰退し、遂には長尾家の庇護を受
けなければ家が存続出来ないところまで堕ちて行くとは、何とも哀
れを感じてしまいます
飯富が今川の娘との縁組を危惧している様ですが、どの国から見
ても結局、皆敵なのです
とりあえず、自国の存続の為、敵国の娘を嫁に貰うのは戦国の世
では当たり前なのです。
20年30年のスパーンで政策を決めているのではないのですから。
今を生き抜いているのが戦国時代なのです
今が無ければ将来も無い訳ですから…
それにしても、大井夫人と勘助が初対面だったとは、以外でした
大井婦人役の風吹ジュン、中々存在感のある女優になりましたよね。
か細い声ですが、ゆっくり話す一言一言に力強さがあります
争いや地獄を見てきたので、人の心を恐れる事がなくなったとは
死ぬ間際とはいえ中々言える言葉ではありません
仏像の前で、あなたの御心だけは見えませんと言っていましたが
少しはうん命に翻弄された自分の人生に悔いがあったのかも
知れませんね凡人の僕には理解が出来ませんが。
敵将の子供でありながら武田に嫁ぎ数十年経つと、やはり武田家の
行く末を心配しながら死んでゆくのですね。
最初は武田を恨み、呪いもしたことでしょうが、時間が全てを変えて
しまうのです。
よく考えてみると、大井夫人も由布姫・油川夫人も武田に負けた
敵将の娘ですよね。
言い換えれば、敵将の娘が生んだ子供達が次の時代の武田家を背負って
立った訳です。
そして、その一人が武田家を滅ぼしたのです
因果応報ですよね
武力を持ちいらなくても、年月さえ有れば滅ぼされた恨みを晴らす
事が出来ると云う事かもしれません。
尤も、日本人の恨みは長続きはしないと思いますが…
ところで
戦国時代、世界で一番鉄砲を保有していたのは何処の国でしょうか??
答えは、何と日本なのです。
以外に思われるかも知れませんが、事実です
言い換えれば、鉄砲の数だけとれば世界で一番の軍事大国だった訳です
鉄砲は十六世紀半ばに伝来してから急速に広まりました。
鉄砲のコピーを作る技術、改良する技術は日本人の最も
得意とするところですよね
信玄も謙信も氏康も多かれ少なかれ鉄砲を持っていたのです
現在のアメリカを見ると、悲惨な銃社会に翻弄されて
います
銃規制も中々進まないのが現状の様です。
では、何故日本が世界で一番銃を保有していたにもかかわらず
アメリカの様な銃社にならなかったのでしょうか??
時の権力者、徳川幕府が世界で始めて銃規制に乗り出した
からなのです
「入り鉄砲に出女」と言って、江戸に入る鉄砲と江戸から出る
大名の人質(女性)を取り締まったのです。
「入り鉄砲の通行手形」まで有ったといいます。
主要な街道に関所を設け旅人を厳しく取り締まった様です。
勿論、違う意味合いで取締りを強化したのでしょうが、その
お陰で日本は銃社会にはなりませんでした
日本人の優れた感性だと僕は思うのですが…
鉄砲から出た言葉も沢山あります
火蓋を切る・見当を付ける・お目当て・無鉄砲・鉄砲水・ため息
隠し玉・金星をしとめる・目星を付ける・下手な鉄砲数うちゃ当たる
などなど、鉄砲にまつわる言葉は結構多いのです
考えるに、意外と鉄砲が身近にあったと想像されますよね。
にもかかわらず、鉄砲規制をした日本人、ヤッパリ偉い!!
日本が 銃社会にならないで良かったです。
拳銃による事件も多くなりましたが
まだまだ日本は安全な国だと思いますよ。