函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、紙一重の立場!!

2020-12-21 | 歴史

信玄の快進撃を背景に浅井・朝倉も動き始めます 

信玄は本願寺の顕如を動かし朝倉と呼応し挟み撃

ちにしようと画策。 

何事にも万全を期す信玄らしい戦振りです 

ここまで周りを敵に囲まれるとさすがの信長でも

太刀打ちできませんよね 

義昭でなくとも織田軍殲滅を確信する筈です 

しかし、何が起こるか分からないのも世の中です

 

順調に進軍していた武田軍が野田城から突然甲斐

へと引き返してしまのです 

信玄が野田城で狙撃されたとか?病状が極度に悪

化した為だとか言われていますが、真相は定かで

はありません

それにしても、信長の人知を超えた強運を感じ是

ざるをえません 

そんな信長の運を断ち切ったのが光秀なのですか

ら何とも皮肉ですが…

ところで 

この時期、幕臣の間にもかなり動揺が広がってい

た様ですね 

将軍への忠誠を尽くすのか、新たな権力者・信長

に従うのか 

「勝ちも負けもない。あるのは紙一重の立場の違

いだけだ。」 

光秀が義昭に従って捕らえられた三渕藤英に言っ

た言葉ですが、お互いの人生観の違いとを感じま

滅びゆく将軍家に殉じる覚悟の藤英と、麒麟がく

る事を信じ戦を無くする為の戦をする光秀の違い

なのでしょうか? 

藤英の弟・藤孝は光秀と同じ様な考えの様ですが、

幕府あっての藤英には頭では分かっていても理解

しきれなかったのかも知れませんね 

そう言えば

「戦を終わらせる為に戦をするしかない。」と駒

に義昭が言っていましたね 

家康や光秀も同じ事を言っていましたが、言う人

によってはずいぶん違って聞こえます。 

何故でしょうかね

 

 


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