パンドラの箱とは、あらゆる災いが詰まっ
た箱のこと。
なぜ「賭博」が刑法で禁止されてきたのか。
5年以下の懲役という重い刑罰だ。
この重みとその歴史をまったくわかろうと
しない。
パチンコ・スロットは、この刑法にふれな
いために、「射幸心をあおらない」など、
ある程度の歯止めを置いた。競馬など他は
「公営」を基本にしている。
刑法の違法性を逃れるための法務省の8要
件である。
・・・これでも問題は山積みである・・・
しかし、カジノ解禁法はこれらの制限をす
べてとっぱらってしまった。
まさに「パンドラの箱」を開けてしまった。
自民・公明、維新の歴史的汚点となった。
民進党も内部に反対・賛成をもつため、採
決には賛成するが法案に反対するなどと、
ぶれてしまった。
パンドラの箱の中の最後には「希望」が、
残されたという。
これは来たる総選挙で、自公とその補完勢
力を少数にするという「国民の運動と力」
のことだ。
そのためにも共産党の議席の大幅な躍進と
小選挙区での「野党共闘」の実現しかない。
反対討論は、議論の集約したものでもある。
ぜひ見てほしい。
・参院からの修正回付に反対討論→
・カジノ法案の会期再延長に断固反対→
・賭博、カジノ解禁法案反対討論→