延長国会で、突然カジノ法案を成立させる
と、たったの6時間も満たない審議時間で
可決。なんという「暴走」か!
人の不幸のうえに成り立つカジノ。
ギャンブル依存症の多発、マネーロンダリ
ング、暴力団関係者の関与、青少年のへの
悪影響などなど・・・
日本社会に計り知れない打撃を与える。
国会議員のなかに、まともにギャンブル依
存症者とその家族に向かい合った人がいる
のだろうか?
それでも賛成する人間は、「堕落」以外
いいようがない。
日本はすでに世界の中でも超ギャンブル国
家となっている。ギャンブル依存症の推定
人口は厚労省の14年調査でも536万人。そ
の家族も入れたなら、3倍、4倍の悲劇が。
世界のギャンブルマシーン数は、
日 本 421万
アメリカ 86万
イタリア 35万
ドイツ 24万
日本は圧倒的な、超ギャンブル国家だ。
経済効果だと自民党議員はいうが、カジノ
は世界的に飽和状態になっており、「斜陽
産業」になっている。
(鳥井与一静岡大学教授のアメリカ調査)
国会がまともな審議ができない、多数決機
関に堕落している。
国民の願いや思いが反映できない国会の最
大の原因は、小選挙区制による偽りの自民
の多数だ。
この「暴走」を止めるには、自公とその補
完勢力を少数にするしかない。