幕内最高優勝争いは決定戦になりました。
東 | 決まり手 | 西 | ||
豊昇龍 | 〇 | 押し出し | ● | 北勝富士 |
本割で相星の伯桜鵬との直接対決を制した豊昇龍が北勝富士との決定戦を制して優勝し、大関昇進も確実にしました。
各段の優勝力士と三賞力士は以下の通りです。
【幕内優勝】
豊昇龍(立浪) 12勝3敗
【十両優勝】
熱海富士(伊勢ヶ濱) 11勝4敗
【十両優勝】
時疾風(時津風) 7勝0敗
【三段目優勝】
若 碇(伊勢ノ海) 7勝0敗
【序二段優勝】
小城ノ正(出羽海) 7勝0敗
【序ノ口優勝】
安大翔(安治川) 7勝0敗
【殊勲賞】
錦 木(伊勢ノ海) 10勝5敗
【敢闘賞】
豊昇龍(立浪) 12勝3敗
【敢闘賞】
琴ノ若(佐渡ヶ嶽) 11勝4敗
【敢闘賞】
北勝富士(八角) 12勝3敗
【敢闘賞】
豪ノ山(武隈) 10勝5敗
【敢闘賞】
湘南乃海(高田川) 10勝5敗
【敢闘賞】
伯桜鵬(宮城野) 11勝4敗
【技能賞】
伯桜鵬(宮城野) 11勝4敗
敢闘賞が6人というのは乱発し過ぎではないかと思います。頑張ったで賞的な扱いですから別にいいですけど。
昭和の頃の技能賞常連だった旭國や鷲羽山などの小兵力士が大きな相手を投げ捨てるような相撲の醍醐味が薄れてきたように感じるのは残念でなりません。
出典:https://www.sumo.or.jp/
千秋楽の三段目取組結果です。
【千秋楽】
東 | 決まり手 | 西 | ||
朝阪神 | ● | 寄り切り | 〇 | 永田 |
雷道 | 〇 | 蹴返し | ● | 越ノ龍 |
風栄大 | 〇 | 叩き込み | ● | 陽孔丸 |
榛湊 | ● | 押し出し | 〇 | 将豊竜 |
備巌山 | 〇 | 寄り切り | ● | 小城虎 |
坂林 | ● | 送り出し | 〇 | 滑翔 |
鬨王 | ● | 寄り切り | 〇 | 高馬山 |
大雷童 | 〇 | 送り倒し | ● | 朝氣龍 |
須崎 | ● | 送り出し | 〇 | 本間 |
東輝龍 | 〇 | 寄り切り | ● | 飛騨野 |
剛士丸 | ● | 叩き込み | 〇 | 豪ノ湖 |
朝虎牙 | ● | 押し出し | 〇 | 和歌桜 |
豊雅将 | ● | 引き落とし | 〇 | 高麗の国 |
時乃平 | ● | 押し出し | 〇 | 荒雄山 |
寅武蔵 | ● | 上手投げ | 〇 | 金沢 |
栃満 | ● | 突き落とし | 〇 | 天 |
木瀬の海 | 〇 | 押し出し | ● | 栃岐岳 |
周志 | ● | 押し出し | 〇 | 大場 |
濱豊 | ● | 押し出し | 〇 | 村山 |
土佐清水 | ● | 寄り切り | 〇 | 川村 |
琴拓也 | ● | 突き落とし | 〇 | 毅ノ司 |
諒兎馬 | 〇 | 下手投げ | ● | 豪白雲 |
天風 | ● | 押し出し | 〇 | 若雅 |
納谷 | ● | 上手投げ | 〇 | 琴大進 |
大海 | ● | 上手投げ | 〇 | 佐々木山 |
清乃海 | 〇 | 叩き込み | ● | 将軍 |
千鵬 | ● | 寄り切り | 〇 | 大畑 |
海乃島 | ● | 押し出し | 〇 | 欧勝竜 |
優勝決定戦 | ||||
東 | 決まり手 | 西 | ||
朝白龍 | ● | 掛け投げ | 〇 | 若碇 |
西太司は3勝4敗で今場所を終えました。負け越し1点というのは大変悔しい結果です。ただ、負け越した後2連勝して3勝までもっていったことをプラスにとらえて今後も精進してほしいものです。
今場所の応援ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
小兵が大型力士を投げ飛ばすといえば、動画で確認した翠富士の千秋楽、北青鵬戦は、今場所星の上がらない翠富士を歯噛みしながら応援してきた私にとって、会心の一番でした。動きの中で勝機を見出し「小が大を制した」一番ですね。
十両は熱海富士が圧巻の優勝、ちょうど昨日夕方、清水から熱海乗り換え在来線で神奈川に戻っていた私には、勝手に運命のタイミングとかんじました(笑)来場所はかなりいい位置で再入幕です。まだ20歳、翠富士や同じ飛龍高校出身の部屋の力士と切磋琢磨しながら頑張って欲しいです。
また日本人力士が優勝出来なくなってきたのは残念ですが、今場所に関しては「最低限の秩序は保たれた」ということでしょうか… でも、日本人力士も、意地見せろ!
日本人力士が勝てなくなりつつあるのは気掛かりではありますが、若い力も出てきつつあるので、成長を期待しましょう。