第105回全国高等学校野球選手権記念岡山大会の対戦組合せ抽選会が、6月24日(土)に環太平洋大学で行われ各校の対戦相手が決まりました。
4年ぶりの声出し応援が復活し、ブラスバンドの人数制限も撤廃されました。
いまだに感染拡大予防云々の文字が消えないことには、まだまだコロナの恩恵にあずかりたくて大きな感染拡大を望んでいる勢力が暗躍していることへの対策が必要とされているからでしょう。ここでコロナが消滅してしまえば、ファイザーなどの製薬大手は再びコロナ前の倒産寸前の危機に逆戻りですから。PCR検査などで莫大な利益を上げてきた検査機関や病院なども経営危機に瀕することになります。
コロナバブルがはじけて、世の中が元気を取り戻すことによって瀕死の状況に追い込まれる彼らは失地回復を狙っての悪あがきを続けるでしょう。コロナを利用して儲け続けてきた甘い汁をみすみす手放す訳には行きませんから。そのような悪徳業者に税金を投入し続けてきた政治家どもの責任を追及しようとしないのは、マスメディアも散々コロナの恩恵を被って来たからに他なりません。感染者が増え、死亡者が増えて来ると嬉しそうでしたからね。ワクチン接種で死亡した方をコロナ感染で亡くなったように捏造した〇HKに象徴されるようにメディアはコロナ禍でクズになり果てました。
それでも、世間はすっかりコロナを振り切って、乗り越えて日常を取り戻して来ました。
最もコロナに翻弄され続けてきた高野連も完全に振り切ることはないでしょうが、何とか通常開催に舵を切りそうです。
では、戯言はこれくらいにして組合せを確認しましょう。
出典:https://www.okayama-hbf.com/uploads/202306/20230624_6364490316496b45300285.pdf
今大会のAシードは、春季大会優勝の岡山学芸館、準優勝の玉野光南、更に4強の倉敷工とおかやま山陽の4校です。Bシードは春季大会8強の創志学園、岡山理大附、倉敷商、作陽学園の4校です。
今大会シードを逃した学校の中で、春の16強を振り返ってみると、関西・金光学園・西大寺・岡山東商・勝山・美作・岡山商大附・就実の8校が名を連ねます。夏の甲子園出場校はシード8校と春の16強の8校あたりから出るものと思います。それを考えながら、それぞれのブロックを見てみます。
まず、岡山学芸館(A)と岡山理大附(B)のゾーン。シード両校が順当に勝ち上がりそうです。このブロックで見慣れない校名がありますね。「方谷學舎」です。高梁日新から校名変更されました。私学勢がそれぞれ独自に強化の成果を出している昨今では、私学の中でも乗り遅れ感の目立つ高梁日新ですが、この校名変更で心機一転どこまで勝ち上がりますか?
続いて、倉敷工(A)と倉敷商(B)のゾーンです。ここでは順当なら2回戦で倉敷工と対戦することになりそうな関西の動向が気になります。学校経営上の問題もあって、中々野球部強化に注力できずに数年が経過したかつての名門ですが、古豪同士の対戦に意地を見せることができるか? 倉敷工には不吉なジンクス「シード校初戦の壁」が立ちはだかりますが、上手く勝ち抜ければ準々決勝までは順当でしょうし、シード校で唯一1回戦から登場する倉敷商も勝ち上がりそうですから、倉敷ダービーが準々決勝で実現しそうです。
おかやま山陽(A)と作陽学園(B)のゾーンでは、作陽のゾーンに金光学園、岡山商大附、就実あたりが作陽学園にとっては壁になるかも知れません。おかやま山陽は順当に準々決勝まで勝ち上がりそうです。
玉野光南(A)と創志学園(B)のゾーンは、Aシードの玉野光南よりも注目が集中する創志学園の動向が注目されます。但し、両校を脅かす学校が見当たらないことからシード校が順当に勝ち進むでしょう。
さて、issanの母校・西大寺ですが、初戦で昨年に続いて岡山東商と対戦します。今年のチームは打撃面が成長著しいので昨年の雪辱の可能性は高いと思います。継投を失敗して逆転で敗れた春季大会の倉敷工戦のような展開には注意しないといけませんが。
7月8日に開会式と1回戦2試合が行われ、本格的に試合を行い始めるのが9日、順調に日程を消化すると7月25日に倉敷マスカットスタジアムで決勝が行われます。
我が千葉県も14日に夏の県大会組み合わせが決まりました。シード校と甲子園出場校(安房は完全論外のところをインチキ枠で出場しただけですが………)に絞って四分割して紹介すると、
木更津総合A
東海大浦安
千葉敬愛
西武台千葉C
千葉黎明C
千葉
市立柏
千葉商大付
千葉日大一B
市立船橋B
千葉商
成東
成田
千葉学芸C
市立銚子C
銚子商
X―JAPAN枠(=安房)
習志野A
専大松戸A
印旛
我孫子
千葉経大付
幕張総合C
翔凜C
八千代松陰
柏陵(はくりょう)
拓大紅陵B
東京学館B
千葉北C
志学館C
東海大望洋
八千代東
中央学院A
上記では東海大望洋と八千代東が初戦で対戦し、その勝者が志学館の初戦(二回戦)の対戦相手です。又、西武台千葉は千葉敬愛と、千葉黎明は千葉高校と、千葉日大一は千葉商大付と、夏二年連続を目指す市立船橋は千葉商と、習志野は「X―JAPAN枠」と、翔凜は八千代松陰と初戦で対戦する可能性があります(千葉黎明以外はほぼ間違いないと予想)。更に習志野は三回戦で銚子商と対戦する可能性が高いです(1978年以降の夏の県大会では二回対戦して1勝1敗)。柏の葉球場の観客収容能力を考えれば、土曜日の予定も含めて当日パンクする危険もありますが………。
私が高校生だった頃は「東商」と「倉工」の2強時代の真っただ中でした。この両校に勝つことは岡山県の球児たちの目標でした。
我々の世代にとっては岡山東商の看板は大きく、高い壁のように感じますが、現在の高校生にとってはそれほどの感慨はないのだろうと思います。
各地の話題が聞こえてくると夏本番が近いと感じます。
一方、岡山は全国で唯一「該当者なし」でしたが、それ以上に私が驚いたのは千葉と宮城です。千葉は1989年春に市立柏を唯一の甲子園に導いた(以降、出場なし)中村昭二監督ですが、「雨で練習が出来なくて(上宮に初戦で)大敗した」と言い訳して、当時の『報知高校野球』で辛辣に批判されていたからです(もっとも、近年は『公立を甲子園出場させた』で再評価?されているのですが………)。宮城は2009年春の極悪ヒール「侮辱ブログ枠」監督の小原(敬称略)で、事件当時「自分たちは被害者」と開き直っていました(呆れ)。
もっとも、五年に一度の「都道府県功労者」には佐賀商の部長と監督で甲子園の田中公士さんと並んで、2013年春の「いわき海星」や20年春の「福島水害枠」、昨年春の「福島豪雪枠」をゴリ押しした宗像治(こちらも敬称略。『福島水害枠』の時にも登場しましたが………)が受賞したので、日本高野連本部と『朝日新聞』の節穴ぶりは今更かもしれませんが。
唯一該当者なしの岡山県、感想としては「カッコイイ」と思います。高野連や朝日新聞社に選んでもらわなくても結構、という姿勢であれば尚良いのですが(笑) 21世紀枠地区推薦校に一度も選ばれない神奈川県と岡山県の意地と誇りを忘れることなく精進してほしいと思います(苦笑)