Ｃスタで勝てないとクラブの未来が開けない !?

平日ナイトゲームのロアッソ熊本戦が今夜、シティライトスタジアムで行われます。

今季初のナイトゲーム、平日開催も今季初、チーム状態が上向かないで苦しんでいるファジにとっては今季の今後を占うゲームになるやも知れません。

日程くんはＡＩなので、そこまで人の感情の機微までを細かく理解できないのかも知れませんし、そもそも日程を決めたのはＪリーグであって、対戦を組んだのが日程くんですから、Ｊリーグの関係者もサポーターの細かい感情の機微を理解するのが難しいと感じます。平日ナイトゲームはホームのサポーターにとっては、さほど大きな負担にはならないでしょうが、アウェーサポーターにとっては、重たい罰ゲームになります。クラブに対する思い入れがどれほど強くても行ける範囲は限られますし、個人の都合で断念せざるを得ないことも数多く起こります。

ホームのクラブにとっても平日のゲームには集客力の減少を考えると辛い現実となります。そうであれば、最善を尽くしてもしきれない限界を意識しながら、それを差し引いても最善を尽くす必要があります。

そんなことより、現状でファジに求められることは勝利しかありません。

４試合というと１ヶ月勝ってないファジですから、今日も勝てないとなれば緊急事態です。

内容が良かろうと、悪かろうと、結果が勝利であれば、プロとしての仕事をしたことになります。どんなに素晴らしい試合をしても、勝てなければ仕事をしたことになりません。どんな仕事であっても、結果が出なかったことを「よく頑張った」と褒められることはありません。頑張らなくても結果を出せれば「よくやった」と褒められるのです。それがプロとして仕事をすることの目的です。結果の出せない努力は無駄骨でしかありません。そのことを深く理解して、何があっても勝つことに集中してほしいと思います。

さて、今夜の熊本戦ですが、Ｊ３降格前の熊本であれば苦手意識もなく、割と相性の良い相手の一つでした。しかし、昨季Ｊ３から復帰してきた熊本は別のチームになっていました。ファジが苦手とするポゼッションとスピードを兼ね備えたサッカースタイルを持っています。

熊本戦の過去の戦績は、ファジの７勝11分５敗です。数字の上では勝ち越していますが、何せ引き分けの多い対戦です。昨季はアウェーで「１-１」の引き分け、ホームでは「０-２」の完敗でした。

熊本がＪ３に降格する以前に対戦を経験しているメンバーは殆ど残っていないこともあって、昨年の対戦が今のメンバーにとっての意識となっているとすれば、明らかに苦手意識として残っているはずです。それを払拭するには勝利しかありません。その為にも今日は勝たないといけないのです。

クラブにとってホームでの勝ち負けは非常に重い意味を持ちます。ホームゲームで良い結果を残すことこそ、クラブの未来に繋がる道筋が開けます。道筋を閉ざしてはいけません。

 

数字で見る両チームの今季です。

時間帯別成績

岡山

時間帯	得点	失点	シュート	直接FK	間接FK	ＣＫ	被シュート	オフサイド	警告	退場
前半	7	4	39	50	9	24	36	9	4	0
後半	6	6	38	51	8	25	38	8	4	0
合計	13	10	77	101	17	49	74	17	8	0

熊本

時間帯	得点	失点	シュート	直接FK	間接FK	ＣＫ	被シュート	オフサイド	警告	退場
前半	4	3	32	46	6	14	28	6	6	0
後半	7	7	41	40	3	22	46	3	6	1
合計	11	10	73	86	9	36	74	9	12	1

データ引用：https://soccer.yahoo.co.jp/jleague/category/j2/game/2023041208/info?gk=6

試合は生き物ですから、数字が全てを決めるものではありませんし、優位と思われるチームが勝てる訳でもありません。

最後は数字でも技術でもなく、気持ちです。根性などと精神論を持ち出すと何かと批判される時代ではありますが、大事なのは気力と根性だと思います。それを後押しするのがサポーターの声援です。ホームアドバンテージとはそういうものでしょう。ならば、何があってもホームで勝ちましょう。

Ｃスタで勝利を重ねられないと今季の今後が見えてきません。Ｊ１昇格の望みを絶たれることは、クラブの未来を閉ざすことにもなります。大事な試合です。全てが大事な試合です。

では、皆さん、今夜もＣスタでお会いしましょう。

そして、必ず勝ちましょう。

よろしくお願い申し上げます。