菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

臣太朗、「アース」を観て…

2008年01月22日 | Weblog
1月22日(火)晴れ



「ホワイトソング」の稽古が始まる数日前、映画「アース」を観た。


鑑賞後に思った事。



「今、演劇でやりたい事であり、今、演劇でやらなければならない事だ。」


その理由は2つ。


まず1つ目。



特に物語がある訳ではなくて、地球の動植物や自然などの映像がダイジェスト風にバスバス流れる。

面白いとか面白くないって感想よりも、ただただ圧巻し、ただただ自分が恥ずかしくなった。


多少編集はしてあるものの、映っている全てが【リアルに生きている】のだ。

元々それが観たくて鑑賞したのだが、予想以上に【生命の逞しさ】を感じた。


恥ずかしくなったのは、その【生命の逞しさ】が自身に欠けているから。


それは、ここ最近演劇を作っていて念頭においていた1つ。


2つ目。


映画の中で暫し登場する【温暖化】【異常気象】


昨年の「魚人街」や先週まで上演していた「スパークリング」でも触れていた問題提議。


「アース」に共感出来る事は、 【温暖化だから○○をやりましょう!】ではなく、【今、こういう現実があるんです】と言う提示。




【演劇は時代を写す鏡】



だと思う。

今、作品を作る事に何の意味があるのか?

稽古を進めつつも、その意味みたいな物を探求したいと思う。


<今後のお知らせ>

2008年2月21日(木)~3月5日(水)
ROCK MUSICAL PROJECT #2
「ホワイトソング」
演出
笹塚ファクトリー

RMPウェブサイトへ

2008年4月
円盤ライダープロデュース #5
「おかしな2人」
脚本・演出
上野毛アクオス


円盤ライダーウェブサイトへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする