臣太朗、約半分が…

１月２６日（土）晴れ




またもや、気が付いたら１日が終わっている…。


今日は、いつもより早めに稽古場へ入り、物販用当日パンフレットに載るキャストとの対談取材。


キャスト数名と稽古場の事や「ホワイトソング」への意気込みなどを語る。


「匠馬（山本）とは一昨年のクラブゴールドジパング以来なんで、お互いに新しい発見があって楽しい。」

とか

「良輔（加藤）とは、演劇の現場で一緒なのが初めてなんで新鮮だな」

とか諸々。


出来上がりが楽しみだ。


今日で全体の約半分まで進んだ。

ま、進んだと言っても大まかに…って感じだけど。

作り込みは、大まかに最後まで行ってからだ。

ミュージカルはストレートプレイとは違い、ミザンス（キャストの立ち位置など）を先に決めた方が何かと都合がいい。

ダンスや歌のマイク位置などのバランスがあるからだ。


今月中には一旦最後まで行く予定。
作り込みは来月から。


さて、セットの模型が出来上がってきた。


小劇場にこんなの建てます。
まだまだ、細かいディテールは拘るんだけどね。


とにかく、セットもお楽しみに！

＜今後のお知らせ＞

２００８年２月２１日（木）～３月５日（水）
ROCK MUSICAL PROJECT #２
「ホワイトソング」
演出
笹塚ファクトリー

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２００８年４月
円盤ライダープロデュース　＃５
「おかしな２人」
脚本・演出
上野毛アクオス


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臣太朗、雪を見て。

１月２５日（金）晴れ



まだ、この間の雪が残ってる。


そういや、一昨日降ったね。
雪。




雪…。



久々に雪が降っているのを見て、


「雪って綺麗じゃないなぁ。」


って思った。

【見たくない物】を隠す為に降っている様にも思えた。

そして、隠しきれない【見たくない物】が雪の合間から見え隠れし、 【見なきゃいけない物】は確実にあるんだって事を思わせる。



今日、ＭＳＦ…通称・国境無き医師団が【１０の報道されなかった人道的危機】を発表した。


ソマリア・ジンバブエ・コンゴなどの内戦などの大量被害者や貧困問題。

結核・栄養失調の病的感染被害やワクチン不足による死亡者数増加問題。


報道しなくては、知ってもらわなければならない事が世界には山の様にある。


しかし、世界で行っているニュースを全部報道したら、テレビは１日中ニュース番組って事になる。

自分達にとって身近なニュースが優先なのか？
自分達にとって遠いニュースが優先なのか？


そもそも、 【見たくない物】と【見なきゃいけない物】の境界線って何だろう？


【臭い物に蓋】では無いが、雪を見ながらそんな事を考えた。


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臣太朗、伝えたい事…

１月２４日（木）晴れ



「まずいなー」


寒すぎて、


「この寒さ、まずいなー。」



バス待ちの停留所で連呼する３３歳演出家・菅野臣太朗。


ども。


今日は物凄っい寒いっっ！！

風が強いから、余計寒いっっ！！


連日の「ホワイトソング」稽古。


そして、今日も打ち合わせ。
音響の石神さんと。

これでようやくスタッフ打ち合わせは一巡した。

が、最初に打ち合わせしたスタッフから諸々プランが出来て来たので、再度の打ち合わせが開始される。


やはり打ち合わせＤＡＹは続くのだ。


夕方からの芝居稽古は、カッツリカッツリ作る。

まだ、キャストが台本を放せない状態なので、場面や状況の方向性などを伝える。

更に、振りが上がっているダンスを芝居と合わせて場面を作る。


音響機材も稽古場に搬入され、大音量がスピーカーから流れ出す。


大音量が流れる度に、人間の小ささを感じる。


人が作った物に、人が覆われる。


考えてみれば、世の中の大半はそうなんじゃないかとも思えてくる。


マンパワー。


稽古をやる度に、「ホワイトソング」で伝えたい事が増えていく。



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臣太朗、１日の意味。

１月２３日（水）雪のち雨



「ホワイトソング」稽古日。


本格的な稽古が開始されて２日目。

朝１０時から…


タップ→ジャズ→歌→芝居


で２１時までの稽古が連日繰り広げられている。

タップ→ジャズ→歌の間は、オイラは主に各セクションスタッフとの打ち合わせが続く。

今日は、編曲・浅見くん。
それが終わると衣装・オリちゃんと。
それが終わるとすぐさま芝居の稽古。


１日がＦ１並に過ぎ去り、ホッと息を付くのは自宅のソファー。

これが２月２１日の初日まで続くのだ。


こりゃあ、合間を縫って自分の時間を作らないとへばりそう。


【時間は作る物】


正にその通りである。


自分の時間とは、演出プランを練る時間もプライベートの時間も。

例えば、我が家は未だにＡＤＳＬなので光にしようと言う魂胆だったり、マツキヨのポイントカードをいい加減作ろうって言う目論見だったり…。


全ては目まぐるしく過ぎ去って行くけど、とにかく毎日確実に【明日の為に生きる】事。


それでしか無い。


明日は、音響・石神さんとＳＥ打ち合わせなどがあってから芝居稽古だ。


明日は必ずやってくる。


演劇をやれる事に感謝しつつ、精一杯誠意を持ってやるしかないんだから…。



写メは、帰りのバスにて。

乗車しているお客さんの全員が「ホワイトソング」出演者って言う異様な光景。


今日は以上です。



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臣太朗、「アース」を観て…

１月２２日（火）晴れ



「ホワイトソング」の稽古が始まる数日前、映画「アース」を観た。


鑑賞後に思った事。



「今、演劇でやりたい事であり、今、演劇でやらなければならない事だ。」


その理由は２つ。


まず１つ目。



特に物語がある訳ではなくて、地球の動植物や自然などの映像がダイジェスト風にバスバス流れる。

面白いとか面白くないって感想よりも、ただただ圧巻し、ただただ自分が恥ずかしくなった。


多少編集はしてあるものの、映っている全てが【リアルに生きている】のだ。

元々それが観たくて鑑賞したのだが、予想以上に【生命の逞しさ】を感じた。


恥ずかしくなったのは、その【生命の逞しさ】が自身に欠けているから。


それは、ここ最近演劇を作っていて念頭においていた１つ。


２つ目。


映画の中で暫し登場する【温暖化】や【異常気象】


昨年の「魚人街」や先週まで上演していた「スパークリング」でも触れていた問題提議。


「アース」に共感出来る事は、 【温暖化だから○○をやりましょう！】ではなく、【今、こういう現実があるんです】と言う提示。




【演劇は時代を写す鏡】



だと思う。

今、作品を作る事に何の意味があるのか？

稽古を進めつつも、その意味みたいな物を探求したいと思う。


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