野田佳彦内閣改造で民主党内の空気一変、法案成立を気にせずに行こうと居直り気分

2012年01月14日 01時18分19秒 | 政治
◆野田佳彦首相が1月13日、内閣改造を断行したことにより、中央政界、とりわけ民主党内の空気と一転してきた。
 「消費税増税問題」については、「野田佳彦首相に犠牲になってもらい、行くといってたころまで行ってみよう」という空気が支配的になってきているという。野田佳彦首相は「消費税増税法案」の成立に懸命だ。大勢は「法案が通ろうが通るまいが。どうでもいいしゃないか。ここまできたのだから行けるところまで行こう」という感覚なのだ。
衆院議員の任期満了は2013年8月29日、参院満期の任期満了は2013年7月28日。つまり、衆院をいま急いで解散して現職議員の任期をわざわざつぶして、ヘタをすれば再選されない危険を冒す必要はないのではないかと、やっと冷静な目でわが身を振り返る余裕を持ち始めたようなのである。
◆衆院解散・総選挙を必死になって叫んでいるのは、谷垣禎一総裁率いる自民党である。落選中の大物議員も多数おり、政治資金が容易に集まらないので、「貧乏生活」をかこっている。だから、一刻も早く総選挙を断行してもらって、復権したいと願っている。
だが、民主党議員は、総選挙を急ぐ必要性を大多数が感じていない。
「消費税増税法案」の成立を願うあまり、野党第1党の自民党との話し合いで、法案成立と引き換えに衆院解散・総選挙を言っているにすぎない。法案成立にこだわらなければ、沈うつな気分の原因がなくなり、身軽になる。このことに気づいたというわけだ。
というわけで、野田佳彦首相や財務省の思惑とは別に、消費税増税法案の成立にこだわらないという気分になってきたという。
 すると、2013年夏までは、「一応安泰」ということになる。
◆民主党代表選挙が2012年9月に行われるので、野田佳彦首相には、そこまでがんばってもらい、「犠牲首相」の務めを終えてもらおうという声も出始めている。そこで「ポスト野田」として岡田克也前幹事長に、バトンタッチしていけばよいという考え方がグッと浮上してくる。
 それでも「衆参ねじれ現象」は解消しない。「衆参ねじれ現象」が解消されてないのに、衆院解散・総選挙を断行する意味は全くない。何のために解散するのか、バカではないかという思いも強くなってきた。となれば、「行けるところまで行こう」という居直り姿勢が支配的になるのは、当然であった。
 すなわち結論的に言えば、「3月解散、6月解散、9月解散」もなくなり、2013年夏任期満了解散、総選挙がリアリティを持ち始めてきたということだ。

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衆院解散・総選挙を先延ばしすれば消費税増税は争点にならず、田中直紀防衛相で小沢一郎元代表も離党せず

◆〔特別情報①〕野田佳彦首相が1月13日、内閣改造を断行した。フリーメーソンめイルミナティ筋(ニユーヨーク発)は、「この人事の絵を描いたのは、対日工作担当のマイムル・グリーンだ」という。

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