絶滅危惧種の社民党・福島瑞穂党首が「チェンジ社民党」叫び5選、いまや本当に絶滅寸前!

2012年01月22日 00時28分59秒 | 政治
◆「チェンジ社民党」―これは福島瑞穂党首(1955年12月24日生まれ、東大法学部卒、弁護士)が1月20日の党首選挙で掲げたキャッチフレーズだった。だが、無投票で5選(任期2年)され、絶滅危惧種と言われる社民党は、社会主義独裁国家と同様に民主的な選挙もなく、何も変わらなかった。敢えて変化を挙げれば、「絶滅」に向けて、さらに前進したことである。党首というポストにしがみ続ける福島瑞穂党首が年を重ねて、党執行部の老齢化が進んだことも、やはり変化のうちである。
 それにしても、党首5選というのは、いただけない。社民党は2003年11月9日、総選挙で議席を大幅に減らし、党首の土井たか子が引責辞任をした後任として、福島瑞穂党首が11月15日、就任した。5期を務め上げれば、在任10年を越す長期に及ぶことになる。「権腐10年」(権力は10年続けば腐る)という言葉通りになってしまう。
 それでいて、若くもない老党首がいかにも若者ぶって米オバマ大統領ばりに「チェンジ社民党」と言うのは、図々しい。ライバルの阿部知子政審会長(1948年4月24日生まれ、東大医学部卒、医師)が怒るのは、当然である。高齢者への世代交代(後退)を求めるというのは、変な形だが、福島瑞穂党首は、ポストを独占せずに、党首を交代して、社民党の一新を図るべきであった。そうでなければ、社民党は自滅するしかない。
 5選を果たしたのに挙福島瑞穂党首は「支持が広がらないことに責任を感じている。泥臭いことが不足していた」と反省の弁を述べているという。しかし、瑞穂の名前に因んで、いまさら「どじょうすくい」の格好をして踊っても、様にならない。ましてや「どじょう」になろうと思わなくてもいいではないか。所詮、金魚は、どじょうにはなれない。いまのまま「鼻持ちならない独善女」のままでいい。と思っている支持者は、多いはずだ。
◆社民党の国会議員は現在、衆院6議席、参院4議席に過ぎない。野田佳彦首相が、衆院の定員削減(小選挙区5減、比例区80減)を行おうとしているので、実現すれば、社民党衆院議員は、本当に絶滅する可能性が高い。
 この状況のなかで、衆院議員の阿部知子政審会長(比例区南関東ブロック選出)が、離党すれば、衆院議員は、5議席となる。すでに元国土交通副大臣の辻元清美衆院議員(大阪10区)が離党して、2011年9月10日に民主党に入党届を提出し、9月27日に入党(同時に衆院大阪府第10区支部長に就任)、10月20日、民主党政調副会長に就任しており、社民党の衰退に歯止めがかかっていない。
◆社民党の「老朽化」は、国会議員はじめ組織全体に及んでいるが、党本部ビル「社会文化会館」(地上7階建て)の老朽化も凄まじい。部分改修ではもはや対応できず、建て替えするにしても、所属国会議員10人の小政党では建設費どころか、巨額の解体費用を工面できないでいる。。
 「社会文化会館」は、社会党時代の1964年に東京・永田町の国有地を借り受けて建設され、完成した。これは自民党本部も同様だ。2大政党が国の世話になってきたのだ。
 ところが、「社会文化会館」は、築48年近くを経て、外壁のコンクリートは剥落しており、耐震強度も満たしておらず、これ以上の継続使用は危険な状態にあるという。
 党員も2万人に激減しているので、主な収入源である政党助成金や個人献金で建て替え資金を捻出するのは難しい。このため、「賃貸ビルに転居するしかない」というみじめな声が支配的になっている。社民党自体が絶滅するのが早いか、「社会文化会館」が倒壊してしまうのが早いか、悲惨なゼロサム競争が続いている。本当に絶滅寸前!

平成24年2月17日(金)第2回板垣英憲『勉強会』開催のご案内
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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
イスラエルが電磁波バリア防衛でイランからの核攻撃に対応、核戦争の危機迫る

◆〔特別情報①〕
 核兵器保有国どうしの、イスラエルとイランの軍事的衝突が危ぶまれている、一触即発の緊迫した状態だ。
 イランはペルシャ湾とアラビア海を挟むホルムズ海峡封鎖の構えである。海峡封鎖により、米海軍空母の行動の自由を制約し、あわよくば、イスラエルの核攻撃をしかねない強硬姿勢だ。

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