北朝鮮は「第2の日本」として建国され日本を守り日本列島を米本土防衛の最前線としていた米国を守ってきた

2015年01月07日 02時44分24秒 | 政治
◆韓国国防部は1月6日に「国防白書2014」を発刊した。このなかで、北朝鮮の核・ミサイル脅威について「核兵器小型化能力は相当な水準に達しており、長距離ミサイル発射を通じて米国本土を脅かしうる能力を保有している」と分析しているという。
 朝鮮戦争(1950年6月25日~1953年7月27日休戦)は、「第2次朝鮮戦争」により、
継戦されるのか、あるいは、終戦を宣言して、朝鮮半島が、次の新たなステップに向かって行くのか。いま大きな岐路に立たされている。
 しかし、朝鮮戦争は、資本主義体制と共産主義体制の「体制をめぐる戦争」だったのか、それとも、朝鮮民族とアングロ・サクソンとの「民族戦争」だったのか。米ソ冷戦対決時代の特徴に着目すれば、「体制をめぐる戦争」のなかで「米国とソ連」が覇権争奪戦争を展開する1局面としての「代理戦争」と言われた。韓国は、米国をバックにして、北朝鮮は、中国とソ連をバックにした「代理戦争」であったという見方である。だが、北朝鮮は、「朝鮮民主主義人民共和国」を名乗る東アジアの朝鮮半島に存在する社会主義共和国(もしくは事実上のドミナートゥス国家)と見られてきた。
◆だが、北朝鮮人民のなかには、「社会主義に立脚する体制をめぐる戦争」と考える者がいた一方で、「帝国主義からの解放を目指す民族解放戦争」と受け止める者も少なくなかった。ベトナム戦争は、米国が「資本主義を共産主義から守る体制戦争」としては、「社会主義に立脚する体制をめぐる戦争」と考える者がいたほかに、「帝国主義からの解放を目指す民族解放戦争」と受け止める者も少なくなかった。ベトナム戦争は、米国が「資本主義を共産主義から守る体制戦争」ときめつけたのに対して、ベトナム民族は、「米帝国主義から解放を図る民族解放」と受け止めた。この点で「朝鮮戦争」と「ベトナム戦争」は共通している。
 これに北朝鮮は、「畑中理(朝鮮名・金策)ら大日本帝国陸軍中野学校の残置諜者によって建国された国家」だったと捉えれば、「第2の日本」であると受け止めることができる。要するに、北朝鮮は、「日本を防衛する目的で建国された緩衝国家」ということになる。
 ちなみに、大日本帝国陸軍中野学校の残置諜者は、ベトナム民族解放戦線に加わって戦争指導し、「ディエンビエンフーの戦い」でフランス軍を敗り、続いて「ベトナム戦争」でも米軍を破っている。
◆「日本を防衛する目的で建国された緩衝国家」であるということを、「日本―米国」という視点で見ると、北朝鮮の見方が、ガラリと一変する。
 大東亜戦争(日中戦争、太平洋戦争などの複合的戦争)敗戦後、日本は連合国軍最高司令部(GHQ)に占領された。1951年9月8日、サンフランスシスコ講和条約・日米安全保障条約締結により、独立すると同時に、日本列島は、資本主義国である米国を共産主義国であるソ連・中国から守る最前線としての役割を担わされてきた。朝鮮戦争(1950年6月25日~ 1953年7月27日休戦)勃発の1年後の1951年7月10日、朝鮮戦争休戦会議が、開城市(朝鮮民主主義人民共和国南部にある都市。高麗の王都として、また商業の中心として栄えた古都)で開かれ、その1か月余りの後、サンフランスシスコ講和条約・日米安全保障条約が締結されている。北朝鮮は、「第2の日本」として日本列島を守り、さらに米国を守ってきたとも言える。
 北朝鮮はいま、「核兵器小型化能力は相当な水準に達しており、長距離ミサイル発射を通じて米国本土を脅かしうる能力を保有している」と分析されているけれど、米本土を本気で攻撃する意志はない。戦争の最終目的は、「敵国の占領」によって達成され、勝利したことになるけれど、北朝鮮が広大な太平洋を超えて、米本土を占領することなど不可能であるからである。
【参考引用】中央日報日本語版が1月6日午後4時56分、「韓国国防白書『北朝鮮核兵器が小型化…米本土を脅かし得る水準』」という見出しをつけて、以下のように配信した。
韓国国防部は6日に発刊した『国防白書2014』で、北朝鮮の核・ミサイル脅威に関し、核兵器小型化能力は相当な水準に達しており、長距離ミサイル発射を通じて米国本土を脅かしうる能力を保有していると推定した。
この白書によると、「北朝鮮は数回の使用済み核燃料棒の再処理の過程を通じて核兵器を製造できるプルトニウム40キロ余りを保有していると推定される」とし「高濃縮ウラン(HEU)プログラムを進めているものと評価される。北朝鮮は3回の核実験を通じて核兵器を弾道ミサイルに搭載できる小型化能力も相当な水準に達しているとみられる」と明らかにした。
北朝鮮の長距離ミサイル脅威に関しては、『国防白書2012』では「2009年4月と2012年4月にもテポドン2号を推進体とする長距離ミサイルを発射したが失敗した」と記述していた。しかし、今回の国防白書では「合計5回の長距離ミサイル発射を通じて米国本土を脅かし得る能力を保有したと推定される」と評価した。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
朴槿恵大統領と金正恩第1書記の首脳会談、「朝鮮半島統一・大高句麗建国」実現を邪魔している悪者はだれか?

◆「朝鮮半島統一・大高句麗建国」は、決して夢幻の計画ではない。韓国の朴槿恵大統領は2014年1月8日から11日の日程でソウル郊外の会場で、北朝鮮の当時の朴宜春(パク・ウィチュン)外相(女性)と会談、協議し、「統一」に合意していた。北朝鮮の権力序列2位の黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長をはじめ、崔竜海(チェ・リョンヘ)国家体育指導委員長(兼党書記)、金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党統一戦線部長(同)らは2014年10月4日に行われた第17回アジア競技大会閉会式に、突如電撃出席した際、韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安全保障室長、柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部(省に相当)長官らと会談し、「朝鮮半島統一・大高句麗建国」について、事実上、合意したという。金正恩第1書記=元帥は2015年1月1日、年頭の演説で韓国の朴槿恵大統領との首脳会談について、「環境が整えば、行えない理由はない」と語るなど、南北対話を呼び掛けている。だが、朴槿恵大統領と金正恩第1書記=元帥が急遽、南北首脳会談を行って、「朝鮮半島統一・大高句麗建国」の実現に向けて、急展開展させていく気配は見えない。一体、何がネックになっているのか。言い換えれば、だれが邪魔をしている一番の悪者なのか?

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