菅直人首相は、国家の危機に無関心、岡田克也幹事長は、師匠裏切りの代償に次期総理大臣候補にもなれない

2011年08月22日 00時43分05秒 | 政治
◆菅直人首相が、政権の最後が近づいているというのに、最後の最後まで「失政」を続けている。その最たるものが、急激な「円高」への無策だ。8月19日のニューヨーク外国為替市場で円相場が一時1ドル=75円95銭へ急騰、3月17日に海外市場でつけた戦後最高値(76円25銭)を5か月ぶりに更新して、輸出産業を中心に経営者が苦境に立たされていても、この国家の危機に、まるで他人事であるかのように、知らぬ顔なのだ。
 しかも、菅直人首相は8月20日、与野党から、早急な対策を求める声が上がっていたのを気づかなかったのか、首相官邸に姿を見せることはなかったという。枝野幸男官房長官も同様だった。責任感の欠如を曝け出していたのである。また、この日の夜、東京・赤坂の衆院副議長公邸で横路孝弘議長、ホスト役の衛藤征士郎副議長と約3時間懇談したなかでも、この「円高」を話題にもしなかつたという。輸出産業には、大企業を頂点に中堅・中小企業、零細企業の経営者と従業員と家族が多数存在しているにもかかわらず、無関心だった。自らの延命には、懸命だったが、退陣を決意して、各閣僚には、次の政権の閣僚との引継ぎの準備を指示しているので、もう仕事は終わったかのような雰囲気なのだ。無責任も甚だしい。
 いまの世界経済の状況下で、経済界、産業界は、①円高=ドル安②株安③電力不足④高い法人税⑤韓国などの追い上げを受けるなかでの国際競争力維持⑥自由貿易協定の遅れ⑦米国債格下げの遅れなど、「7重苦」に責め立てられている。
 これらに対して、菅直人首相は、有効な手立てを講じることもなく、この結果、日本経済をガタガタにしてしまったのだ。
 私が、いつも力説しているのだが、日本経済の再生、景気浮揚には、以下のような「5つの基礎的条件」が揃わなければならない。改めて確認しておこう。
 ①強力なリーダーシップを発揮する総理大臣が登場すること。
 ②経済・景気をよくしようと熱意と意欲を持つ政治家・財界人・高級官僚・学者が、最低5人~10人が「仕掛け人」として集まり、「チーム編成」すること。
 ③総理大臣が、日本のあるべき国家ビジョンを示し、「戦略」を立て、その道筋、段取りを組立てること。 
 ④新しい国造りに必要な資金を調達すること。
 ⑤国家総動員態勢を組み、一般国民はもとより、マスメディアも全員参加し、一致団結して大事業に取りかかること。
 菅直人首相は、ついに②の「チーム編成」に力を入れることもなく、とりわけ、経団連の米倉弘昌会長とは、意気投合することはなかった。菅直人首相は、すっかり見限らていた。これでは、いくら経済を再生し、景気を浮揚しようとしても、無駄というものであった。
◆岡田克也幹事長も不作だった。というよりは、ずる賢い菅直人首相に骨までしゃぶられるほど利用尽くされて、ボロ雑巾のようにポイ捨てされる。この「笑わん殿下」と呼ばれる面白くも可笑しくもない政治家は、本来、政治家になるべきではなかった。岡田屋の分家の旦那か、もしくは、経済産業省の高級官僚が、最も似合っていた。それが、何を間違ったのか海千山千の巣窟である政界に紛れ込んで行ったのである。これがために人生を棒に振ったとも言える。
 岡田克也幹事長の致命傷は、人物鑑定眼が曇っていることだ。政界は、何事につけ、清濁併せ呑むことができなければ、務まらない。原理主義に凝り固まり、融通が利かないようでは、欠陥政治家となる。それは、政界というところが、「利害調整の場」であるからだ。
 そればかりではない。幹事長という要職は、選挙に強くなければ、これもまた務まらない。選挙に勝ってこそ、名幹事長と言われて、評価を高めて、次期総理大臣の資格をより強化することができる。だからこそ、政党のナンバー2の地位を確保する重要ポストなのである。
 ところが、どうだろう。頭は、ガチガチ、酒が飲めないので、人付き合いは悪い、若い政治家をイオングループの新人社員扱いする。民主主義は、「多数決原理」で動いているのに、多数派工作を嫌う。そのくせ、選挙では、当選したいし、させたい。けれども、幹事長としての責任は果たせない。選挙に負けても、他人事である。これでは、幹事長とは、とても言えない。
 朝日新聞は8月21日付け朝刊「13面」で、「岡田コール聞かぬ夏 民主党代表選 求心力のなさ露呈」「公約見直しで党内から反発」「いろいろ恨まれているから」という見出しをつけて、岡田克也幹事長の落日をレポートしている。小沢一郎元幹事長を政治の師匠と仰ぎながら、菅直人首相のずるさに気づかず、代表選の推薦人に名を連ねて、師匠を裏切ったその代償が、ポイ捨てである。師匠にしっかり付いていれば、いまごろは、次期総理大臣の最有力候補となっていたはずである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相が、「菅首相の後継的な人間」とバックの策士・仙谷由人代表代行、枝野幸男官房長官らに、代表選で事実上「宣戦布告」した

◆〔特別情報①〕
 朝日新聞は8月21日付け朝刊「13面」で、「菅後継は推さぬ」小沢・鳩山氏一致」という見出しをつけて、こう報じた。
 「民主党の小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相は20日、国会内で会談し、党代表選の対応について協議した。両氏は『菅首相の後継的な人間は推せない』との意見で一致し、今後も連携していくことを確認した」
 この記事は、素直に読めば、小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相が、「菅首相の後継的な人間」に向けて発したいわば「宣戦布告」である。

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もくじ

3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
羽田連合政権との決別の断を下した村山富市

「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
 中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
 長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。

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第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

 諾代表の試みた報告演説に依つて、螢働者の反政府的運動の最も広く進展して居る所は濁逸であることが判つた。決議文の作成に当たり極端説を唱へたのはレーニン、ラデツク(ユダヤ)、ローザ・ルユクセンブルグ(ユダヤ女)及彼等一味の党友連で、彼等は總同盟罷工とか、怠業叉は武装的叛乱と云つた断然たる手段により、戦争中止のために戦ふべきことを提議した。

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前原誠司前外相は、米国期待の星、右翼の銃弾を跳ね除けられるならば、総理大臣に最も適役だ

2011年08月20日 21時46分18秒 | 政治
◆小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相は、民主党代表選挙に結束して対応することで、合意している。
これまでに「ポスト菅」を担う代表にふさわしい資格として、次の2つのの条件で一致している。
 ①「それなりの経験と知識と自己犠牲の精神を持った人」
②「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」
このうち、①について、小沢一郎元代表は8月17日、東京都内での会合で、「できる限り、積極的に携わりたい」「それなりの経験と知識と自己犠牲の精神を持った人」と語っている。
 ②について、小沢一郎元代表は20日、鳩山由紀夫前首相と国会内で会談し、輿石東参院議員会長も含め、連携して対応していくことを決めたなかで、代表の資格について「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」と一致したという。
 小沢一郎元代表は、民主党代表選の有権者398人のうち、小沢派衆参240人(表部隊180人、裏部隊60人=有権者の60%)の大軍団を擁しており、鳩山由紀夫前首相は、鳩山派約30人(3分裂していると言われているが、最終的には一本化へ)を率いている。従って両派で有権者の67.8%となるので、小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前首相、そして参院を牛耳っている輿石東参院議員会長の「新トロイカ体制」が、新代表選びを事実上、決定することになる。   
◆この2つの条件を、現在名前の上がっている立候補に意欲的な政治家を当てはめてみると、だれが最を適任者として想定しているかの輪郭が見えてくる。以下、点検してみよう。
 「野田佳彦財務相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」という点では、まだ経験不足は否めない。米国債100兆円(非公式1000兆円)について米国に債務免除する文書にサインして、その結果、万が一、右翼から銃弾を受けても本望という覚悟はあるか疑問である。「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」という条件の前段階について、大増税を柱とする財政政策と為替市場への政府・日銀介入だけでは、国際的経済不況克服には、立ち向かえない。「原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」という点では、文字通り「素人」である。経験はなのだ。
「鹿野道彦農水相」―「経験と知識」という点では、豊富かも知れない。米国が要求している「TPP」問題への対応は可能かも知れない。だが、「自己犠牲の精神」という点は、不明確である。「国際的経済不況と原発事故への対応」について、 農業という専門分野のプロというだけでは、いずれも対応できないだろう。
 「海江田万里経済産業相」-「経験と知識と自己犠牲の精神」は、落選による浪人生活が長く、「経験と知識」には、不安があり、「自己犠牲の精神」では、野党からの追及に遭って、腹が座っているとは言い難い。右翼からの銃弾に耐えられるかも不安である。しかし、金融経済の専門家であり、かつ今回、経済産業相として通商産業政策と原発事故問題に携わってきた経験は、それなりに評価できる。
 「小沢鋭仁元環境相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」は、極めて不足気味である。
「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」てあるか否かは、未知数。環境相の経験だけでは、総理大臣の職責は、果たせないのは、だれの目にも明らかだろう。
 「馬渕澄夫前国土交通相」―「経験と知識と自己犠牲の精神」は、やはり、この人もおぼつかない。それは、中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突してきた事件で、中国漁船の船長を釈放して、国益を損なったばかりか、ビデオを公開せず、結局、ビデオをYouTubeに流した海上保安官を処分しくしまった。群馬県の八ッ場ダムの建設中止問題の解決も、中途半端に終わっており、無責任の謗りは免れない。経験不足の現段階では、「国際的経済不況と原発事故にどこまでも腹を括って対応できる人」とは、とてもいえない。まだまだ修行不足である。
 「樽床伸二元国対委員長」―すべてにおいて、経験、知識が足りず、自己犠牲の精神にも欠ける。国際経済、原発事故対応も、不可能に近い。
 「平岡秀夫総務副大臣」―民主党左派の中堅・若手議員による政策グループリベラルの会の代表世話人を務め、民主党代表選挙でも影響力を発揮、菅直人内閣で内閣府副大臣、国家戦略室長を務め、菅改造内閣で総務副大臣に就任した程度で、経験・知識不足は、目を覆うばかりである。総理大臣には、程遠い「泡沫候補」である。自分を知らなさ過ぎる。
 「前原誠司前外相」―国民人気先行で、かなり買いかぶられている。しかし、米国CIAに寵愛されてきたスパイという点では、米国が期待する総理大臣には、適役である。米国債の支払い免除文書にサインすると言っているとも伝えられており、日本の闇世界との黒いつながりを誤魔化して、上手く使えば、右翼の銃弾を跳ね除けられることができるのであれば、最有力者である。さらに原発利権の司祭とも言われている。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表と前原誠司前外相が、ディビッド・ロックフェラー配下の米国CIA・対日工作担当者の要請に応えて、「ポスト菅」について頻繁に蜜謀を進めている内容とは?

◆〔特別情報①〕
 読売新聞が8月20日付け朝刊「政治面」(3面)で、「前原氏にやきもきー出馬なら各陣営戦略見直し」という見出しをつけて、党内各グループのやきもきぶりをレポート、この最後のところで「前原氏はこれまで「反小沢」の立場を取り、元代表と激しく対立してきた仙谷由人官房副長官にも近しい。だが、元代表はこれまでのところ意中の候補を明らかにしていないため、『小沢元代表は自らの復権のため、前原氏の擁立をひそかに画策しているのではないか』との観測も流れている」と述べている。ところが、読売新聞は、「前原氏の擁立」が、どうして「自らの復権」につながるのかについては、まだ明らかにしていない。この謎が、次第に表沙汰になりつつある。

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羽田連合政権との決別の断を下した村山富市

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 中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
 長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。

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改めて小沢一郎元代表の「党員資格停止処分」は、近代刑法の「推定無罪原則」に反する暴挙だと思う

2011年08月20日 00時10分57秒 | 政治
◆海江田万里経済産業相は8月19日午前の閣議後会見で、党員資格停止処分を受けている小沢一郎元代表の処遇について、『党が持っているあらゆる力を結集してことにあたるべきだ』と述べ、党代表に選出された場合は、処分を見直す可能性を示唆したという。毎日新聞が8月19日付夕刊(記事全文は、最後に引用掲載)で報じた。
 民主党代表選挙に立候補の意欲を持つ国会議員が、党員資格停止処分を受けている小沢一郎元代表の処遇について発言したのは、初めてである。野田佳彦財務相、馬渕澄夫前国土交通相、鹿野道彦農水相、樽床伸二元国対委員長、小沢鋭仁元環境相らは、一切発言していない。去就を決めかねている前原誠司前外相も、公式的には何も言っていない。
 そのくせ、小沢一郎元代表(代表選で立候補もできず、投票権も剥奪)が、これまでに衆参合わせて240人(表部隊が180人、裏部隊が60人確保)と言われている、その「票」だけを欲しがっている。
 野田佳彦財務相は、「アンチ小沢」なので、小沢一郎元代表に支持を求めて頭を下げることはないだろうが、馬渕澄夫前国土交通相は、2度も小沢一郎元代表に面会して色よい返事をもらえなかったのを逆恨みして、いまは「トロイカ体制否定」と「世代交代」を叫び回っている。また鹿野道彦農水相を担ぎ上げようとしている「鹿野氏に代表選出を要請する会」のメンバーが小沢一郎元代表に面会して、支持を要請したが、このときも、お願いするばかりで「党員資格停止処分を凍結するか解除するか」については、何も言わなかったという。実に、身勝手な図々しい連中ばかりだ。この意味では、海江田万里経済産業相も、代表選前までに小沢一郎元代表の「党員資格停止処分の凍結か解除」にまで踏み込んだ発言に至っていないので、中途半端である。
◆日本は、法の支配や近代刑法の「推定無罪」原則の観点では、かなりの後進国である。冤罪事件が多いのも、それを証明している。司直に逮捕・起訴されただけで、有罪推定扱いされる。後で冤罪と分かり、無罪判決が出らといつて、名誉回復は難しく、失われた時間は返ってこない。政治家の場合は、なおさらである。何しろ多数の政敵に囲まれて権力闘争に明け暮れしているのであるから、いつ陰謀、策謀に陥れられるかわからない。政敵が米国CIAのようなスパイ組織であった場合、身の危険が一気に高まる。
 こうした場合、本来ならば、味方が集団密集隊形を取り、陰謀、策謀から仲間をしっかりと守らなくてはならないのに、民主党は、助けなければならない仲間を身内で処分して、座敷牢にぶち込んでしまうのである。最も情けないのは、法の支配や近代刑法の「推定推定」原則を無視して、身内だけに通用する規約や規程を振りかざして、先に処分してしまい、政敵の思うツボに嵌っていることだ。
 読売新聞YOMIURI ONLINEは8月18日午後7時29分、「小沢氏の党員資格停止は凍結か解除を…輿石氏」という見出しをつけて、こう配信していた。
「民主党の輿石東参院議員会長は18日の記者会見で、政治資金規正法違反での強制起訴を理由に、判決確定まで党員資格停止処分を受けた小沢一郎元代表について、『(裁判の)推定無罪の原則から言って、裁判所の判断が出る前に処分すべきでない。新しい代表の下で、党員資格停止は凍結なり解除なりすることが望ましい』と述べ、処分の取り消しを求めた。これに対し、岡田幹事長は18日の記者会見で、『だれが(代表を)やっても同じルールに従って対応することが民主党の将来にとって大切だ』と述べ、処分取り消しには否定的な考えを示した」
 岡田克也幹事長という人物は、本当に東大法学部卒の政治家なのであろうか。その経歴と政治家としての見識が疑われる。本来なら、有力な総理大臣候補者であっていいはずにもかかわらず、民主党内外のどこからも、待望論が湧き上がってこない。これが、この政治家の偽らざる姿なのである。
◆なお、毎日新聞が8月19日付け東京夕刊で、「民主党代表選:海江田氏、出馬を明言 小沢元代表の処分解除も」という見出しをつけ、以下のように配信している。
 「海江田万里経済産業相(62)は19日午前の閣議後会見で、民主党代表選への自身の出馬について問われ『そういう(出馬という)理解でよいと思う』と述べ、出馬する意向を明言した。また、党員資格停止処分を受けている小沢一郎元代表の処遇について、『党が持っているあらゆる力を結集してことにあたるべきだ』と述べ、党代表に選出された場合は、処分を見直す可能性を示唆した。出馬の理由については『今の民主党の状況、震災以降の国の政治の状況を自分の中でよく考えた』と述べ、次期首相に求められる資質について『民主党全体をまとめていく力、基本姿勢が必要だ』との認識を示した。海江田氏は、同日にも正式に出馬表明する見通しだったが、再生可能エネルギー固定価格買い取り法案の衆院通過が週明けにずれ込んだため、正式表明は避けたとみられる。経産相の辞任時期については『再生エネルギー法案も衆院を通過しておらず、私だけではどうすることもできない状況だ』と明言しなかった。一方、鹿野道彦農相(69)の擁立を目指す議員グループは19日午後、国会内で鹿野氏と会談し、正式に出馬を要請した。鹿野氏は同日午前の会見で要請について『よく話を聞きたい』と述べた。出馬の意向を固めている野田佳彦財務相(54)は会見で、党内から慎重論が出ている大連立について『慎重な意見はわかるが、方向性としては大連立という大きな枠組みの中で政治の前進を描くべきだ』と改めて強調した。また、平岡秀夫副総務相(57)は同日午前、党国会議員の『リベラルの会』の会合で、脱原発などをテーマに政策論争を行いたいとして『代表選に出馬する意欲がある』と述べた。【佐藤丈一】」

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、自らの復権と総理大臣就任を目指して、秘策を練りつつある

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表が、今回の民主党代表選で、丸で夏の虫が次から次へと湧いてくるように立候補に意欲を燃やす政治家が乱立してきているのを見て、ニンマリとほくそえんでいるという。

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鹿野道彦農水相を担ぐのは、早大卒「落選経験者・浪人互助会」が濃厚、「吸血集団」には首相輩出は無理だ

2011年08月19日 01時05分27秒 | 政治
◆いまの日本に必要な国家最高指導者、総理大臣像とは、どんな人物であろうか。民主党代表選挙にも、国会での首班指名投票にも参加できない国民有権者ができることは、お茶の間談義か、床屋談義か、スーパー銭湯談義か、公園談義か、行きつけの庄屋談義か、まずは、こんなところである。政治家の品定めならぬ、悪口三昧を酒の肴にダボラを吹きまくるのが、関の山である。
◆それでも、あえて民主党代表選挙に名乗りを上げる政治家に注文したいことがある。それは、以下のようなことだ。
 ①池田勇人元首相や中曽根康弘元首相に優るとも劣らない「経済成長政策」を打ち出せるか。竹下登元首相以降、約23年間、「経済成長政策」を打ち出した政治家は、1人も出現していない。
 ②佐藤栄作元首相の「人事力」や田中角栄元首相の「人心収攬術」に負けない力を発揮できるか。鉄道省の高級官僚出身の佐藤栄作元首相、中央工学校出身の田中角栄元首相に見習うことは、いまでもたくさんある。そのなかで、一番は、現職官僚の使い方であろう。
 ③総理大臣に指名・任命されるまでに、基本政策をまとめておくべきである。就任してから、政策研究会や懇談会、あるいは私的諮問機関などを設けて、報告書が出るのを待ってから、新政策と法案づくりをするようでは、結局、何もできない。最近の失敗例の最たるものは、菅直人首相が手当たり次第設置した機関である。何も実績が上げられず、結果を出さないうちに退陣とは、時間と税金のムダ使いである。
◆さて、代表選挙に立候補予定の政治家はみな、貧弱である。野田佳彦財務相は、「大増税」「大連立」、馬渕澄夫前国土交通相は「増税反対」「大連立反対」「世代交代」、鹿野道彦農水相は、不明。中間派が印象的だ。樽床伸二元国対委員長も、不明。海江田万里経済産業相は、「もう泣きません」、おまけは、仙谷由人代表代行は、「野田クンがダメなら、私ではどうでしょうか」とドサクサに紛れて、図々しい。これでは、政策論争にもならない。
◆笑ってしまうのは、鹿野道彦農水相だ。担ぎ上げようと奔走している衆参呼びかけ人のメンバーが、可笑しいのである。筒井信隆農水副大臣、山田正彦前農水相、増子輝彦前経済産業副大臣、中津川博郷郷衆院議員、生方幸夫衆院議員。これらのメンバーに共通している言葉は、「落選」だ。
 鹿野道彦農水相(学習院大政経学部卒)は、2003年の総選挙では山形県第1区で自民党の遠藤利明に敗れ、比例復活により辛勝したものの、2005年9月11日の総選挙では再び遠藤に敗れ、比例復活もできず議席を失っている。以後、4年間浪人した。
 筒井信隆農水副大臣(早大法学部卒)は1993年、日本新党が巻き起こした新党ブームの煽りを受け、138票差で次点で落選した。1996年の総選挙では社会党を離党し、新進党、旧民主党の推薦を受けて無所属で新潟県第6区から出馬したが、自民党の高鳥修に敗れ、落選、その後民主党に入党した。
 山田正彦前農水相(早大第一法学部卒)は1996年の総選挙では長崎県第3区から出馬したが、自民党の虎島和夫に敗れ、落選している。
 増子輝彦前経済産業副大臣(早大商学部卒)は1994年、自民党を離党。鹿野道彦元農林水産大臣を党首に担ぎ新党みらいの結党に参加。この後、新進党に合流して、1996年の総選挙では、新進党公認で福島県第2区から出馬したものの、自民党の根本匠に敗れ、落選。その後民主党に入党し、2000年の総選挙には民主党公認で福島2区から出馬し、再び根本匠に敗北し落選。2003年の総選挙では根本匠に3度目の敗北をした。だが、重複立候補していた比例東北ブロックで復活し、7年ぶりに返り咲いた。しかし2005年の総選挙では、小泉旋風の追い風を受ける根本匠に4度目の敗北を喫し、比例復活も叶わず落選。増子は衆議院議員総選挙に通算7度出馬し、3勝4敗であった。 
 中津川博郷衆院議員(早大第一文学部卒)、2005年の総選挙で落選し、浪人。生方幸夫衆院議員(早大第一文学部卒)も同様に、2005年の総選挙で落選し、浪人生活している。
 早大卒の「落選経験者」の集団という「浪人互助会」の感が濃厚である。こんな狭い世界の「浪人互助会」が、世界を展望しつつ、全国民を対象とする国政を担えるはずはない。この集団も、明らかに国民の血税を吸い上げる「吸血集団」である。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、着々と勢力を拡大、すでに衆参240人の大勢力を築き、次なる戦略に驀進中という

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表が、民主党内を席巻している。それは、一言で言えば、多数派工作である。8月18日現在、「表部隊が180人。裏部隊が60人を集めている」という。トータル240人である。

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もくじ

3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
羽田連合政権との決別の断を下した村山富市

「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
 中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
 長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。

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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.128

第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

 諾代表の試みた報告演説に依つて、螢働者の反政府的運動の最も広く進展して居る所は濁逸であることが判つた。決議文の作成に当たり極端説を唱へたのはレーニン、ラデツク(ユダヤ)、ローザ・ルユクセンブルグ(ユダヤ女)及彼等一味の党友連で、彼等は總同盟罷工とか、怠業叉は武装的叛乱と云つた断然たる手段により、戦争中止のために戦ふべきことを提議した。

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「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著
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ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)
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策士・阿波の古狸、仙谷由人代表代行は、谷垣禎一総裁ら自民党執行部を「大連立」策略で上手く騙せるか?

2011年08月17日 19時49分13秒 | 政治
◆下手な謀略、策略は、いつかはバレる。否、最初からバレバレのことが、往々にしてある。さしずめ、「頭隠して尻隠さず」ということだ。
 最近の日本政界で、策士として名高いのが、民主党の仙谷由人代表代行(官房副長官)である。
 ①鳩山由紀夫内閣の内閣府特命担当大臣(行政刷新担当)だった仙谷由人代表代行は2009年12月、唐突に国家公務員制度改革推進本部の古賀茂明審議官の任を解き、経済産業省に帰した。それ以降は仮置きの部署である「経済産業省大臣官房付」に長期間留め置かれる異例の人事措置を取らせた。2010年10月15日の参議院予算委員会に古賀茂明大臣官房付は、みんなの党の参考人招致を受けて出席し、政府の天下り対策や公務員制度改革を批判した。これに対し、仙谷由人官房長官は、「上司として一言…こういうやり方ははなはだ彼の将来を傷つけると思います」と発言し、「恫喝」した。
 古賀茂明大臣官房付は、経済産業省勤務のほか、経済協力開発機構(OECD)出向や中小企業庁、独立行政法人産業技術総合研究所出向を経験した後、2008年内閣府に設置された国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任。当時の渡辺喜美行政改革担当相の下で急進的な公務員制度改革に取り組んだ。
 ②仙谷由人官房長官は2010年9月14日に行われた民主党代表選挙の際、一般党員・サポーター投票に手を加える工作をしたのではないかと、いまでも疑惑が持たれている。一説には、米国CIAの関与も取り沙汰された。
 ○一般党員・サポーター投票(郵便投票=300小選挙区各1ポイント)
 小沢一郎候補=51ポイント
 菅直人候補=249ポイント
 ○地方自治体議員党員投票(郵便投票=全国100ポイントをドント式で配分)
 小沢一郎候補=927票40ポイント
 菅直人候補=1,360票60ポイント
 無効=7票
 (有権者数2,382)
 ○国会議員投票(直接投票=各2ポイント)
 小沢一郎候補=200票400ポイント
 菅直人候補=206票412ポイント
 無効=3票
 (有権者数411)
 ◎獲得ポイント合計
 小沢一郎候補=491ポイント
 菅直人候補=721ポイント
 この結果、民主党の次期代表には、菅直人候補が当選しれた。
 ③官房長官のとき、中国漁船が2010年9月7日午前、中国漁船が日本の領海である沖縄県尖閣諸島付近で違法操業し、 その後日本の海上保安庁の巡視船に衝突してきた。せっかく逮捕していた漁船の船長を釈放するよう非公式に指示しておきながら、那覇地検の次席検事にその責任を押し付けた。そればかりでなく、本来、公開すべきビデオの大半を公開禁止とし、ビデオを流出させた海上保安官を辞職に追い込んだ。③同じく官房長官のとき「自衛隊は暴力装置」と発言たのが、舌禍事件に発展して、参院で問責決議案を可決されて辞任に追い込まれた。その後、代表代行・官房副長官に復帰したものの、「官降ろし」の急先鋒として、長島昭久防衛政務官ら若手政治家をそそのかして手駒として使うなど策略を繰り返して、菅直人首相を悩まし続けた。
 ④「ポスト菅」を選ぶ代表選で、最有力視されていた前原誠司前外相を外し、野田佳彦財務相を担ぎ、自民党との「大連立」を画策、あわよくば、「ポスト野田」を窺う。前原誠司前外相が、韓国人女性から違法献金を受け取っていたという内部情報を外部に漏らした「犯人」の1人ではないかとも疑われている。落ち目の勘太郎の自民党執行部(谷垣禎一総裁、大島理森副総裁、石原伸晃幹事長、石破茂政調会長、小池百合子総務会長ら)は、この策士、阿波・徳島の古狸の毒牙にかかる番のようだ。
◆南洲翁遺訓は、正道を踏み外し、陰謀、策謀、策略などの邪道に走ることを諌めている。「七 事大小と無く、正道を踏み至誠を尽くし、一事の詐謀を用いるべからず。人多くは、事の差し支える時に臨み、策略を用いて一旦差し支えを通せば、後は時宜次第工夫のできるように思えども、策略の煩いきっと生じ、事必ず敗るるものぞ。正道を以って之を行えば、目前には迂遠なるようなれども、先に行けば成功は早きものなり」
 (現代語訳:事の大小を問わず、常に正しい道を踏み進み、この上なく真実の心を尽くして進めるべきであり、その都度、その都度、人を欺くための計略を用いてはならない。人は大抵の場合、何か障害に直面すると、その都度、策略をめぐらして、取りあえずは、うまく難局を乗り切ろうとするものだが、計略を用いたがために、その反動やツケが生じて始末に困り、物事は必ず失敗してしまうものだ。正しい道を踏み進めて行く方法は、目先では、回りくどい道であるかのように見えても、急がば回れという言葉があるように、をしているようであるが、先に行けばむしろ、早く成功できたことに気づくのである)
 戦いの技術書である孫子の兵法は「兵は詭計なり」、つまり、「戦いというのは、騙し合いだ」と説いている。確かにその通りである。勝敗を争うスポーツの世界でも、敵には、手の内は明かせない。むしろ、騙さなければ、勝は得られない。
 陸軍大将・近衛都督を務めた西郷隆盛翁は、このことが分かっていても、あえて「人を騙し、陥れるような計略というものは、いつも多用すべきものではないと注意し、諌めている。計略は、いつも成功するとは限らず、いずれバレバレになり、失敗してしまうことが大半である。そのときは、騙されたと気づいた相手からの反動、副作用が大きくなり、収拾するのに余計なエネルギーを費やすことを強いられるハメにもなりかねない。そんな無駄な苦労をするくらいなら、いつも誠心誠意、真心をつきして相手に接して行けば、時間がかかり、遠回りするように感じることも、後になってみれば、案外早く物事が進み、解決できたと気づくものである」と力説しているのである。要するに、人には、真心を持って接しよということである。まさしく「至誠通天」を生涯、モラルバックボーンとした西郷隆盛の人生哲学を代表する言葉だ。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、「元祖・大連立」を実現するため、自民・公明党との交渉に乗り出している

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表が、ようやく動き始めた。自民党とのかねてからの「大連立」実現を目指して古賀誠元幹事長や森喜朗元首相、野中広務元官房長官、青木幹雄元参院議員会長らと接触、具体的交渉に入ったという。こちらは、言うなれば、「元祖・大連立派」である。

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「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
 中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
 長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。

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「ポスト菅」を狙う野田佳彦財務相ら8人はみな、総理大臣に求められる高度な統治能力が欠けている

2011年08月16日 19時50分25秒 | 政治
◆主権在民の日本国における最高の人事は、だれを総理大臣選びの人事である。議院内閣制の下で、総理大臣は、「国会議員の中から国会の議決で指名」(憲法第67条1項)し、これに基づいて「天皇が任命」(第6条1項)する。  つまり、国民有権者は、指名に参加できず、総理大臣を選ぶことができない。せいぜいマスメディアが行う世論調査で、人気投票するチャンスに恵まれるか否かである。だから海千山千の胡散臭い政治家が集まる国会のなかで、「聖人君子」を見つけるのは、至難の業ではあるけれど、国民有権者に代わって指名投票する国会議員には、いわゆる「聖人君子」をしっかりと選んでもらわないと困るのである。それは、国会議員は、別名「選良」と言われる立場にあるからである。
◆もちろん、少数党・社会党の村山富市委員長が、総理大臣に指名され、任命されたケースもあったが、大体の場合、与党第1党の党首が、総理大臣に指名される。この意味で、民主党代表選は、事実上、総理大臣選びの選挙となる。この代表選にも参加できない国民有権者は、マスメディアなどの下馬評から、品定めするしかない。それでも、「勝手格付け」をして見るのは、決して無駄ではない。  「ポスト菅」の候補者として、いまのところ、以下のような8人の名前が上がっている。
 ①小沢鋭仁元環境相
 ②海江田万里経済産業相
 ③鹿野道彦農水相
 ④樽床伸二元国対委員長
 ⑤野田佳彦財務相
 ⑥前原誠司外相(不出馬を表明しているが、まだ不確定要素がある)
 ⑦松野頼久元官房副長官
 ⑧馬渕澄夫前国交相
◆国家最高指導者である総理大臣人事と一般の組織における人事とを、必ずしも同列に扱えないのわかっているけれど、主権者である国民有権者の立場に立てば、やはり「人事」であることには、違いはない。西郷隆盛翁は、人事の「勘所」について、名言を残している。南洲翁遺訓に曰く、「人材登用」について、こう記してある。「六 人材を 採用するに、君子小人の弁酷に過ぐる時は、却て害を引起すもの也。其の故は、開闢以来世上一般十に七八は小人なれば、能く小人の情を察し、其の長所を取り、之を小職に用い、 其の材芸を尽さしむる 也。東湖先生申されしは、 『 小人程才芸有りて用便なれば、用いざればならぬもの也。去りとて長官に居え、 重職を授くれば、 必ず邦家を 覆すものゆえ、 決して 上には 立てられぬものぞ 』と也」
(現代語訳:人材を採用する際に、才徳ある人物と学徳のない者との是非、弁別の裁定を厳しくし過ぎると、かえって悪い結果を招いてしまうものである。その理由は、この世が始まって以来、世の中においては、十人のうち七、八人までは、学徳のない、ごく普通の者ばかりであるから、よくこのような普通の者の長所をとり入れ、これを適材適所、それぞれの職業に用い、その技能や技芸を十分発揮させることが肝心である。藤田東湖先生(江戸幕末の儒学者・水戸藩士、尊王攘夷論者)が申されるには、『小人は技能と技芸があって活用するに便利であるから、ぜひ採用して仕事をさせなければならない。しかし、いかに技能と技芸が優れているからといって、これを高い位を与えて、重要な職務に就かせると、必ず国をひっくり返すようなことを招きかねないから、決して高い位に取り立ててはならないのである』と」 ところで、「君子」とは、元々「貴族の男子」を意味していた。英国流に言えば「紳士=ジェントルマン」のことである。「ノブレス・オブリージュ」、すなわち、「高貴さは(義務を)強制する」 という言葉が示しているように、一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うとされている。
 立命館大学の白川静名誉教授の名著「字通」によれは、「君子」の「君」は、「尹+口」から成り立ち、「尹=神杖を持つ聖職者」「口=祝詞を収めるサイという器」→巫祝の長をいう字であったという。聖人の「聖」は、 「耳+口+壬」=「挺立した人が耳をそばだてて、祝祷を収めるサイを置いて、神の声を聞いている形」を示す。「神の声を聞き得る人」を「聖」という。従って、「君子」とは、神の声を聞き得る聖人でなくてはならず、この意味で、単なる「紳士=ジェントルマン」ではなく、これを超える人物であることが求められる。  国家統治に携わる国会議員、そのなかでも最高権力者である総理大臣には、「高度な統治能力」と「神の声=天声人語=民の声」を聞き得る能力がなくては、務まらないので、こうした観点、視点に立ち、「ポスト菅」に名乗り上げる政治家を厳正にチェックしてみる必要がある。果たして、だれが、残るであろうか。残念ながら、いま名前の上がっている8人は、全員失格である。にもかかわらず、ベストがダメならベターを選ばざるを得ないところに、日本の不幸がある。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表の復権を阻止せんと、仙谷由人代表代行が企む「谷垣禎一首相」と言い出した姑息な奇策とは

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もくじ

2章 田中角栄門下生たちによる骨肉の争い
  ―自民党内の小沢一郎包囲網の暗躍

二大政党化の潮流のなかで血迷った"老いた中曽根〟

 自民党は、従来から「鵺」のような政党と見られていた。鵺とは、伝説上の怪獣である。頭は猿、手足は虎、体は狸、尾は蛇に似ている存在だったからである。
 小沢一郎一派が自民党を脱藩して新生党を結党したとき、この鵺の一部が分離した。それでも、まだ、ハト派とタカ派が同居し続けていた。社会党内部では、左派と右派が対立したまま、同じ屋根の下で暮らしていた。

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市民派と思われた菅直人首相も所詮は、「子孫に美田を買う」並みの政治家にすぎなかった

2011年08月15日 18時05分44秒 | 政治
◆現代の政治家のなかには、豪邸に住み、ひたすら資産を築き、子孫に残そうと蓄財に励む者が少なくない。このため、収賄や脱税事件で逮捕、起訴されて、有罪判決をを受ける政治家が跡を絶たないのである。
 菅直人首相は、総理大臣に就任して途端に身なりが贅沢なり、美食に耽るようになった。日によっては、東京・赤坂の高級料理店を夫人も加わり、ハシゴすることもある。支払いは、領収書が要らない官房機密費。
 一説には、米国最大財閥ディビッド・ロックフェラーがオーナーのシティバンクのカード(数十億円使用できる)をもらい、米国の言いつけに従ってきたという話がある。
 退陣後は、借家住まいにおさらばして、豪邸を建てるのではないかと見られている。衆院東京18区という選挙区を長男に譲る可能性もある。選挙区を資産として扱うということだ。これもまた子孫に美田を残す実例にもなる。
 また、退陣したとしても、在日韓国人からの違法献金問題は、解決しない。それどころか、刑事事件として追及され続ける。それは、神奈川県の住民らが菅に対する告発状を東京地検に提出し、受理されて、特捜部が捜査中だからである。政治資金規正法第22条の五では外国勢力の政治への影響を排除するため「何人も外国人、外国法人から、政治活動に関する寄付を受けてはならない」と規定し、違反すれば3年以下の禁固か50万円以下の罰金となる。罪が確定すれば、公民権停止の対象ともなる。ちなみに、在日韓国人からの違法献金問題は、まだ表沙汰になっていないものが、まだ無数にあると言われている。
◆南洲翁遺訓「五 在る時、『幾たびか辛酸を歴て志始めて堅し、丈夫玉砕して甎全を愧ず、一家の遺事人知るや否や、児孫の為に美田を買わず』との七絶を示されて、若し此の言に違いなば、西郷は言行反したとて見限られよ申されける」
 (現代語訳:あるとき、西郷隆盛翁は、「偶成」と題する七言絶句を示された。「幾歴辛酸志始堅 丈夫玉碎恥甎全 我家遺法人知否 不爲兒孫買美田」というものであった。
何度も困難を乗り越えて、はじめて志がしっかりと堅くなるものである。真の男子というものは、玉となってくだけるような立派な死に方をすべきであり、志を曲げて敷き瓦のように値打ちのないものとなって、いたずらに生きながらえることを恥じる。我が家に代々伝わる家法を他人が知っているかどうかはわからないが、子孫のために         よく肥えた田畑、すなわち、立派な財産を買わないというのがある。もし、私がこの言葉に違反するようなことがあるならば、西郷は、言葉に反する行動をしたとして、見限ってもらいたいとおっしゃった)
西郷隆盛翁は、自分の身体は、天からの預かり物であり、天下万民に奉仕するためにあると考えていた。このため、私利私欲は、まさに無私の心で働かねばならないと心に決めていたので、蓄財に励むとか、ましてや子孫のために財産を築こうという考えを厳しく戒めていたのである。生涯無一物を信条にして生きていたということだ。この清廉な生き方が、いまでも尊敬されている。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、野田佳彦財務相の「大連立」打ち上げを利用し、前原誠司前外相を「民主党分裂→解党」の下手人にし、政界再編に誘導しようと静観を決め込む

◆〔特別情報①〕
 民主党の最大支援組織である「連合」の上部からの情報によると、菅直人首相がすでに、延長国会会期末の8月31日までに退陣する決断をしているという。その理由は、以下の通りである。

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3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
羽田連合政権との決別の断を下した村山富市

「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
 中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
 長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。

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第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

 諾代表の試みた報告演説に依つて、螢働者の反政府的運動の最も広く進展して居る所は濁逸であることが判つた。決議文の作成に当たり極端説を唱へたのはレーニン、ラデツク(ユダヤ)、ローザ・ルユクセンブルグ(ユダヤ女)及彼等一味の党友連で、彼等は總同盟罷工とか、怠業叉は武装的叛乱と云つた断然たる手段により、戦争中止のために戦ふべきことを提議した。

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「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
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戦争を知らない菅直人首相は、第3の開国を唱えるなら、西郷隆盛翁の涙と中曽根康弘元首相の思いを知れ!

2011年08月14日 22時29分53秒 | 政治
◆「8月15日」を終戦記念日というか、敗戦記念日というか。いつも悩むところである。終戦記念日というと戦後66年がまったく平和時代だった決め付けてしまわなくてはならないけれど、日本は間接的に米国が行った戦争に加担してきたから、どうも割り切れない。敗戦記念日というと、負けたことへの無念さが感じられ、次の戦争には、必ず勝つぞという何か時代錯誤に陥っている感があり、これも違うような気がしてならない。
 しかし、大東亜戦争の犠牲者を冥福を祈る鎮魂の日であるとすれば、ともかく納得できる。それでも、この日を迎えると、マスメディアが、ステレオタイプの報道をして、戦争を回顧するのには、もう飽き飽きしている。特攻隊だの玉砕だの戦艦大和の最期だの玉音盤だの山本五十六だのと、戦後66年にもなるのに変わり映えしない報道をしている。出版の世界でも同様だ。いま必要なのは、これから起こり得る大戦争にどう備えるかであるはずなのに、「悪の戦争経済」を起こそうと策動している動きには、まったく関心を示さないのは、実に由々しきことである。
 つまり、戦後生まれの私のように大東亜戦争を知らない世代がすでに70%を超えて、なかには、戦争待望論者さえ増えてきている状況下で、必要なのは、「第3次世界大戦」への備えである。私たちが大戦を食い止めようといかに逆立ちをしても、食い止めることは不可能であるからである。願望と実行とは、計り知れない距離がある。
 米国がかかわってきた朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、アフガニスタン空爆・イラク戦争に対して、日本国民は、ただただ米国を資金援助したり、後方支援するのが、精一杯であった。これからも多分、同じように振舞うしかないだろう。平和憲法下では、他国の戦争には、極力関わらないようにするしかない。いかに反対しても、当事者は聞く耳を持つはずはないのである。また、米国は、引きずり込もうとするだろうが、いろいろ言い訳をして、いかに卑怯だ、ズルイなどと非難されようとも、引っ張り込まれないようにする必要がある。日本のために戦うのは、米軍と韓国軍だけでよい。お任せしましょう。
◆ならば、日本国民は、日本を守るために、どうすればよいのか。軍事力では如何ともし難いので、文化と精神力で勝負するしかない。この66年目の敗戦記念日を迎えるに当り、中曽根康弘元首相が、いいことを言っているのが、大変参考になる。
 読売新聞は8月14日付け朝刊1~2面「地球を読む」欄で中曽根康弘元首相の「菅首相退陣へ 国家なき市民主義の限界」と題する論文を掲載し、このなかで、以下のように力説している。
 「 安全保障を含めた危機管理について言えば、自民党は長い政権の過去から学んできたが、民主党はあらゆる危機の可能性を研究し、事前の準備を怠りなくする必要がある。「民主主義」を越えた理想と政治理念が必要となる。
 国会議員の任務は、国家の運営にあずかることである。国家にはそれぞれ固有の歴史や伝統の個性があり、世界の中でその個性に立って諸国家、諸民族とともに世界の繁栄に貢献となければならない。そして、国家に生きる市民は国家の歴史や伝統から遊離した存在ではない。
 国務を担当する政治家の主張が市民生活にのみ焦点を当て、背後にある国家や国民を蔑ろにしては本務に反する。居住地域を大切に生きるとい意味で「市民」という言葉を用いるなら結構なのだが、首相の言葉に歴史や文化の背景が伴わないのでは迫力を欠く。首相は、一国の歴史や文化を背負った存在なのだ。
 官政権を通し、民族や国家の歴史の流れを無視した形での、いわゆる歴史的実験ともいうべき「市民主義」の意味が明らかにされ、国家の統治原理としては甚だ不十分である事が示されてきた。
 次期政権は、この教訓を生かさなければならない。」
◆南洲翁遺訓「四 萬民の上に位する者、己れを慎み、品行を正しくし、驕奢を戒め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民其の勤労を気の毒に思う様ならでは、政令は行われ難し、然るに草創の始に立ちながら、家屋を飾り、衣服を文(かざ)り、美妾を抱え、蓄財を謀りなば、維新の功業は遂げられ間敷(ましき)也。今となりては、戊辰の義戦も偏へに私を営みたる姿に成り行き、天下に対し、戦死者に対して面目無きぞとて、頻りに涙を催されける」
 (現代語訳:全国民の上に立つ政治家や高級官僚など指導者は、自らの生活態度を派手派手しくすることなく、日ごろの言動や振る舞いを正しくして、贅沢三昧の生活ぶりをしないように注意し、勤倹節約に暮らすことに努め、与えられた職務や仕事に専念して、国民全体の模範、手本となり、国民が生活を賭けて働いている苦労を気にかけなくてはならない。そうでなければ、政府がいかに大事な命令や指示を政令として出してても、それが忠実に守られることはできない。だが、まだ明治維新が始まったばかりであるというのに、豪邸を構えて権勢を誇り、服装をきら、びやかに贅沢にして、美しい妾まで囲い、金銀財宝を貯め込むことばかり画策している者が増えているのであれば、明治維新という大きな事業は達成できないだろう。最近は、そういう不心得者の行状ばかり目につく。いまなっては、戊辰の戦いにおいて、世の中を変えようという志を抱いて加わった正義の戦いも、実は私利私欲のためだったととうような姿になってしまい、日本に全体に対しても、戦死者に対しても、本当に申し訳ないことだと、西郷隆盛翁は、しきりに涙を流してられた)
 世直しいうにしろ、維新というにしろ、革命というにしろ、その成功の果実は、生き残った者たちが、教享受する。しかし、だからと言って、政権を取った者たちが、権勢を誇り、自分ちちだけの栄耀栄華に酔いしれていては、犠牲になった者たちに顔向けできないと言うことである。
大東亜戦争に敗れた後の第2の開国、いまは、第3開国の時だと菅直人首相は、明言した。その矢先に東日本大地震・大津波・福島第1原発大事故という大事件が起きた。にもかかわらず、菅直人首相は、高価な衣服に身を包み、連日連夜、高級料理店に通い、身内だけで豪華な食事を楽しんでいる。みな、官房機密費で支払っていると言われている。こんな贅沢三昧にうつつを抜かしていて、「市民政治家」とは、ちゃんちゃらおかしいのである。昭和21年10月10日生まれ、戦争を知らない世代の菅直人首相は、第3の開国を唱えるなら、西郷隆盛翁の涙と中曽根康弘元首相の思いを知れ。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表の裁判で、東京地裁が「暗殺防止」のため傍聴席との間に透明なアクリル板設置を決めた背景には、一体何があるのか?

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表の刑事裁判が10月6日から、東京地裁(大善文男裁判長)で開かれる。資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反罪で強制的に起訴された事件である。公判前整理手続きで、2012年1月の通常国会開会前に証拠調べを終わらせる方向で調整、早ければ来春ごろに判決が言い渡される見通しといい、東京地裁は、小沢一郎元代表の安全に配慮し、傍聴席との間に透明なアクリル板を設置するなど警備態勢を強化する。自民党の幹事長や民主党の代表を務めたからという。小沢一郎元代表の命を狙う者とは?。

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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊



もくじ

3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
羽田連合政権との決別の断を下した村山富市

「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
 中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
 長い眉毛で好々爺然とした村山富市は、大正十三年三月三日生まれ。十一人兄弟の七番目である。大分高等小学校、東京市立商業学校、明治大学専門部政治経済学科に入り、学徒出陣で陸軍に入隊した。昭和二十一年に明治大学を卒業した。昭和二十八年、二十九歳のときヨシエ夫人と結婚した。

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第三章 ロシヤ革命と猶太

前回からの続き

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経済産業省の古賀茂明大臣官房付が、「責任ある政治家なら、既得権と戦え」と名言を披瀝、感動した

2011年08月13日 20時58分49秒 | 政治
◆民主党代表選をめぐり、野田佳彦財務相、馬渕澄夫前国土交通相が、立候補に名乗りを上げたり、鹿野道彦農水相を担ぎ上げる動きが顕著になるなど、だんだんと本格化してきている。
 だが、立候補予定者の言動を分析してみると、いずれも、政治の大本と要領について、何も説かず、ひたすら総理大臣という最高ポスト、すなわち、「玉」を奪い合うことに狂奔している姿ばかりが、目立っている。実に、憂うべき政治の有様である。
 そうしたなかで、経済産業省の古賀茂明大臣官房付が、朝日新聞の8月13日付け朝刊「3面」の「夏、言いたい」欄にトップバッターで登場して、「責任ある政治家なら、既得権と戦え」と名言を披瀝している。民主党代表選に出馬する候補者を品定めするのに、極めて役に立つ判断基準となると思うので、以下、肝心な感動的部分を引用しておこう。 
 聞き手の今村尚徳記者が、「『大増税すれば日本経済は奈落の底へ落ちていく』とも警告しています」と質問したのに対する答えである。
 「日本の財政破綻が近いと言われているが、役人からは消費税増税という答えしか出てこない。だけど44兆円もの歳入不足を埋めるには消費税を25%にまで上げることが必要。どう考えても消費増税で財政再建なんてあり得ない。必要なのは将来、若者が稼いで税金を払える経済の仕組みにする成長戦略だ。民主党も自民党も成長分野として農業、医療、再生可能エネルギーを挙げているが、農業にも病院経営にも株式会社は自由に参入できない。電力会社も地域独占だ。優秀な企業が活躍できる仕組みをつくるには、農協や農水省、医師会や厚労省など非常に強力な組織と戦わなければいけない。消費増税をするのに戦う相手は一番弱い庶民だ。本当に戦うべき相手は既得権にしがみつき成長を阻害している人たち。そこと戦える政治家こそ責任ある政治家、責任政党だ」
 古賀茂明大臣官房付は、福田康夫政権下で国家公務員制度改革推進本部事務局で、内閣官房に人事局を設け省庁の幹部人事を一元化する改革に携わっていた。ところが、民主党政権になり、当時の仙谷由人官房長官によって、排除されて、経済産業省大臣官房付という「待機ポスト」に帰されて以来、冷遇され続けてきた。仙谷由人代表代行こそ、改革派にとっての最大の抵抗勢力であることが判明している。
◆ところで、南洲翁遺訓は、政治の本領について説いている。「三 政の大体は、文を興し、武を振い、農を励ますの三つに在り。其の他百般の事務は、皆此の三つの物を助るの具也。此の三つの物の中に於て、時に従い勢いに因り、施行先後の順序は有れど、此の三つの物を後にして他を先にする更に無し」
 (現代語訳:まつりごと、すなわち、政治の要領は、文化技芸、産業を育成振興し盛んにし、国防を整え、農業を奮い立たせて五穀豊穣をもたらすという三つの政策を基幹として進めることにある。その他あらゆる政策や行政事務は、この三つの政策をバックアップするための手段道具である。この三つの政策なかで、どれを優先にさせ、力を入れて施行するかは、時代の趨勢や要請に応じて、順序を入れ替えることは当然あるけども、この三つの政策を後回しにして、そのほかの政策を優先させることがあってはならない)
 西郷隆盛翁は、日本文化、国防、農業という三つを基幹政策に据えて最優先して政治を行うことを力説している。これは、日本民族のアイデンティティ(存在意義)と生存にとって不可欠のものであると考えているからである。
 征韓論に敗れて、薩摩に帰った西郷隆盛翁が、欧米列強(背後にフリーメーソンの世界戦略)の侵略意図を喝破し、それに備えて、私学校をつくり、弟子たちを教導するとともに農業に従事させたことが想起される。まさに政治の大本を示す実践的な言葉である。
 ところが、現代日本の政治家は、往々にしてこの基幹政策を軽視し勝ちである。日本文化技芸、産業の振興を怠ると日本民族のエネルギーは衰えて、経済活動は停滞してしまう。このため、常に経済成長政策の策按に努めなくてはならない。国防を怠れば、他国に侮られ、主権を侵害され、最悪の場合、領土、領空、領海を失ってしまう。農業を疎かにしていると「食糧安全保障」を損なうことになる。いま日本は、TPPへの参加という大問題に直面している。 

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国最大財閥ディビッド・ロックフェラーと小沢一郎元代表、松下政経塾出身者を率いる前原誠司前外相が仕掛ける政界大編成の大謀略とは?

◆〔特別情報①〕
 前原誠司前外相が、民主党代表選に出馬を決めたという報道をめぐり、様々な憶測を呼んでいる。不出馬の表向きの理由は、在日韓国人女性からの違法献金と暴力団系の芸能プロダクション「メディア21」(脱税企業)からの政治献金などダーティな関係が追及される恐れがあるとされている。
だが、裏の理由もあるという。

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3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
羽田連合政権との決別の断を下した村山富市

「政治家の力量では自民党が勝るが、個人の人格では社会党に及ばない」
 中央政界では、むかしからこういう言い方がされてきた。村山富市は、そうした社会党の人材の典型のような人物である。
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第三章 ロシヤ革命と猶太

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菅直人首相のように全党を1つにまとめられず、党内野党をつくる歪な政治家は、総理大臣になってはいけない

2011年08月12日 21時37分58秒 | 政治
◆民主党が「ポスト菅」の新しいリーダー選びに走り、マスメディアは、だれが立候補するのかをめぐり、過熱報道の様相を示している。そうしたなかで、朝日新聞asahi.comが8月12日午後3時1分、「前原前外相、代表選不出馬の意向 グループ幹部に伝える」という見出しをつけて、速報した。この記事は、文末に引用掲載する。
 要するに、「ポスト菅」の最有力候補者と目されていた前原誠司前外相が、早々と戦線から脱落したということである。この「板垣英憲情報局」でも、以前から伝えてきたが、前原誠司前外相には、あまりにも「ダーティな情報」がありすぎる。在日韓国人女性からの違法献金問題ばかりではない。暴力団系のの芸能プロダクション「メディア21」をはじめ、広域暴力団とのつながりもあり、もし、代表に選ばれて総理大臣になると、これらの問題が一斉に噴出す。マスメディアの大半は、すでに予定原稿を用意しており、新政権は、たちまちに吹き飛んでしまう。
 もちろん、やはり有力候補の1人である野田佳彦財務相も、「メディア21」をはじめ、広域暴力団とのつながりが取り沙汰されていたり、脱税関係者からの政治献金問題などが燻ぶっており、マスメディアに狙われている。このように身体検査をすれば、代表選候補者は、大半が、失格してしまう状況にあるので、代表選の前途は、多難である。
◆さらに、大問題なのは、代表選をめぐる渦のなかで、大事なことが、すっかり忘れられている。それは、国家最高指導者として、国家を1つにまとめて、日本の進むべき進路を示せる政治家を選ぶことができるか否かということである。どうも、現在立候補の意欲を示している政治家の大半は、小中学校の学級委員か、生徒会長になりたいかのような気分でいる気配がする。また、マスメディアも、丸でAKBの人気投票でもするかのようなお祭り騒ぎに狂奔し始めている。それを脇から囃し立てているのが、大多数の愚民の群れである。本当に「衆愚政治」の極みと言うしか言いようがない。
 そこで、南洲翁遺訓から政治の基本中の基本を改めて確認しておかなければならない。曰く「二 賢人百官を総べ、政権一途に帰し、一格の国体定制無ければ、縦令 人材を 登用し、 言路 を 開き、 衆説を容るるとも、 取捨方向 無く、事業雑駁にして 成功有るべからず。 昨日出でし命令の、今日忽ち 引き易 ( か )ふると 云様なるも、皆統轄する 所一ならずして、 施政の針 一定せざるの 致す 所也」
(現代語訳:優れた大人物である政治家であろうとも、多くの官僚たちを一つにまとめ、政権を一つの体制にまとめられなければ、たとえ有能な人を用い、意見を述べる場を開いて、多くの人の策按やアイデアを取り入れるにしても、どれを取り、どれを捨てるか、一定の方針がなければ、仕事が大雑把になり成功するはずがないであろう。昨日出された命令が、今日またすぐに、変更になるというような朝令暮改が行われるのは、みなバラバラで一つにまとまることがなく、政治を行う方向が一つに決まっていないからである)
 西郷隆盛翁のこの言葉は、菅直人首相が行ってきた政治を振り返れば、百万言を費やすよりも明らかであろう。
 ①菅直人首相の下で、与党民主党は、最大派閥を率いる小沢一郎元代表を排除し、「脱小沢路線」を続けて、意図的に党内野党をつくってしまった。何しろ、衆参合わせて140人~200人への拡大路線をを歩んでいるのだから、これを排除しようとする方が、無謀である。「政権一途に帰する」どころの話ではない。
 ②政権内では、「政治主導」の名の下で、事務方の官房副長官をないがしろにし、かつ、各省庁の高級官僚を信用せず、無駄な会議や対策本部をいくつもつくっては、大半がつくりっ放しのままだ。
③最悪なのは、朝令暮改である。海江田万里経済産業相が事前に根回しして、静岡県御前崎市の浜岡原発の稼動を決めていた矢先、停止を要請して、海江田万里経済産業相の根回しの努力を覆して無為にした。佐賀県の玄海原発の再開についても、突然、ストレステストを指示して、混乱させた。これこそ、朝令暮改の最たるものであった。この深刻な感覚が、菅直人首相には理解できなかったとも言える。
 こんなハチャメチャな政治をして、何の疑問も抱かないような政治家は、国家最高指導者である総理大臣には、向かない。否、総理大臣になってはいけないのである。
◆なお、朝日新聞asahi.comの記事は、以下の通りである。
 「前原誠司前外相が11日夜、自らの議員グループ幹部との会合で、菅直人首相の後任を決める民主党代表選について『今回は(将来への)準備期間としたい』と述べ、立候補しない意向を伝えたことが分かった。会合には仙谷由人代表代行、枝野幸男官房長官らが出席。前原氏は出席者から『今回立候補しないと、来年9月の代表選にも出られない可能性がある』と指摘され、『日本の国益のためになるならそれでもいい』と語ったという。前原氏は仙谷氏らと野田佳彦財務相の支援に回るとみられる。前原氏は在日外国人による献金問題で今年3月に外相を辞任し、立候補に慎重だった。ただ、知名度が高く、『選挙の顔』としての期待もあることから、本命不在の中で前原氏への待望論が高まれば再考する可能性もある」
 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表の意図が不明ななか、民主党代表選への動きが活発化する陰で、米国の要請に従い「民主党の解党」と「自民党の解党」の動きが、急速に進んでいる

◆〔特別情報①〕
 民主党の「反小沢一郎派」の旗頭である主流派の岡田克也幹事長、仙谷由人代表代行、玄葉光一郎政調会長(戦略担当相)らが、懸命に生き延びようとしているのに対して、「代表選」への陰で、与党民主党、野党自民党ともに、自壊が急速に進んでいる。

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3章 社会党が"野合連合"をした裏にあった台所事情
―官房機密費の蜜の味を求めた社会党―
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