新!編集人の独り言

名無しの悪質なコメントがありコメントはなくしました。
名乗ることもできない奴にコメントする資格はありません。

となりの38度線

2006-12-09 16:22:50 | Weblog
最初に・・・
ここのサイトは基本的に創作なしをうたい文句で書いていますが、このシリーズも『実話』です。ただし、かなり強烈な内容の為「作っている」と思われるかも知れません。
また、登場人物がかなり「口汚い発言」をするという部分もあり、もし一回目でいやな気分なった場合は、このシリーズは読まないことをオススメします。
とりあえず、このシリーズと平行して「バカ話」も続けますので、そちらのほうでお楽しみください。

それでは・・・


あれは、そう、自分が兄貴の家に居候していた頃の話です。
兄貴は既にマンションを持っていて、自分は通路側の6畳を間借りしていました。
築15年くらいの古いマンションの為、ちょっと声が大きいと隣に聞こえるという状態で、あまり大きな音を出すなと兄貴には言われていました。
兄貴の部屋の隣には40歳くらいの女性が住んでいました。
小柄ではあるけれど、神経質そうで、かつ迫力のある女性でした。
女性には二人の女の子がいて、どうやら一人は受験を控えているようです。
「あのな、隣とはあまり関わるなよ」
兄貴はちよっと困った顔をしながら、自分に言いました。

・・・どういう事だろう・・・

その意味は、しばらくして、隣から聞こえる会話でわかりました。

「おい、風呂沸いてんだよ。はやく入ってくれよ」
例の女性が金きり声をあげてます。
「うっせえな、今勉強してんだよっ」
「なんでテメぇ!親に向かっていう事かよっ」
「ウゼェんだよ。勉強してんのがわかんねぇのかよっ」
受験生の長女が負け字と大声で応戦します。
「バカやろう!入れって言ってんだから入れってんだよ」

何か、すげえ親子喧嘩してんなぁ・・・

その時、壁の向こうから聞こえたのは想像のつかない発言でした。
「いてぇよ!髪の毛ひっぱってんじゃねぇよ。放せよ!バカやろう」
「あたしゃねぇ、受験生だろうが何だろうが、関係ないんだよ。ほらこっちこいよ!風呂に入れてやるよ」

うわー、髪の毛つかんで長女を風呂場に連れていっちゃったよ・・・

そこに兄貴が部屋に入ってきた。
「またやったか・・・」
「なんだよ、知ってたのか」
「ああ、あそこの家はしょっちゅうなんだよ、親子喧嘩。な、あの家に関わったらロクな事ないんだよ」

こうして、自分はこの泥沼親子喧嘩の一部始終を聞くハメになってしまったのだ・・・

続きは次回・・・



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バカ後輩をいじる(笑)

2006-12-09 05:08:44 | Weblog
あれは遠い昔の話。そう、まだバカ後輩が卑屈じゃなかった頃の話。

昼飯時の事。
「お前、そりゃあ食べ過ぎだろう・・・」
バカ後輩はさすがにラグビーをやっていたせいか、よく食べる。
でも今は運動らしい運動はしていない。
「ラグビーやめたんだろ?だったら少しセーブしたほうがいいんじゃねーのか?」
「そうっすかねぇ。でもこの位楽勝ですよ、俺」

にしても・・・
弁当とカップラーメン(でかまる)とコーラっていうのは・・・
この後午後も仕事あるんだけどさ、眠くならんか?その量は。

そんな処へA達さんが登場
「お前、よく食えるな」
「楽勝ですよ」
「いや、コーラとメシの組み合わせだよ。信じられねぇよ」
「そうっすかねぇ」
「当たり前じゃん」
「うーん、俺もちょっとコーラとご飯はいやかなぁ」
「そうっすか?揚げ物食べた後とかに飲むとさっぱりしますよ」
「それはわかるけどよ・・・そういえば、お前デブったんじゃねえか?」
「えっ?」
「なあ、デブった感じしねぇか?」
「あ、そういえば・・・」
「やめてくださいよ」
「デブ(笑)」
「失礼じゃないですか」

ま、この日はこれで終わったんですよ。この数ヵ月後・・・・

この日は健康診断。
「おい、お前なんか悪いところある?」
「いやぁ、ないっすねぇ」
「俺ねぇ、ちょっとデブっちゃったよ」
「ああ、俺体重まだなんすよ」
「あ、そうなん?でもお前あれからまた肥えたんじゃねーのか?」
「そうっすかねぇ・・・」
「ま、行ってこいよ」
「・・・はい・・・」

体重計測から戻ってきたこやつの顔にはショックが隠しきれない。
その体重、なんと105kg
「あらぁ、大台乗っちゃったよ」
「ショツクですぅ」
「大体弁当食って、ラーメン食って、コーラとか甘いもの食べてりゃあ太るよ」
「うーん・・・でもその位食べないと夜まで持たないんですよ」
「耐えろ」
「うーん・・・」
そこに悪魔登場。こういう悲惨な雰囲気を察知するのが多分日本でも5本の指に入るA達さんその人(笑)
「おう、デブ、体重いくつだったんだよ」
「あ、いや・・・」
「大台のっちゃったんですよ」
「うわぁ、やっちゃった」
「公表しなくてもいいじゃないですか」
「お前ねぇ、食生活改善しないとマズイよ、いいかげん」
「仕事の合間にお菓子むさぼっている人には言われたくないですよ」
「でも俺やせてるもん。お前デブったんだろ」
「まあそうですけど」
「そうかぁ、大台のったのかぁ」
「コンマ1トンかぁ」
「な、なんですかぁ?その言い方は」
「だからさ、1トンって1000kgだからな。だから体重100kgのお前はコンマ1トン」
「編集人さん、その言い方は勘弁してください」
泣きそうな顔して懇願するバカ後輩。

「じゃあ、1/10トンはどう」
「トンの表示をやめてください」
「いいじゃん、別に。事実は事実だしさ」

意を決したのか、バカ後輩が自分らに宣言するんですわ。
「わかりました、じゃあ俺は100kg切ります」
「おおっ、ダイエット宣言だ」
「脱コンマ1トンですな」
「だから、その言い方やめてください」

さてこの日からバカ後輩のダイエットが始まった訳ですが・・・
どうなりますやら・・・
続きはまた・・・


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