新!編集人の独り言

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となりの38度線

2006-12-17 06:26:10 | Weblog
そう、警察介入からしばらくして・・・・

仕事を終えて帰ってくると、長女がまたもや家の前で体育座りをしていました。
どうやらまた締め出しを食らった様です。

「うわぁ、またかよ。でもあれだな、まだ9時じゃねえのか?」
前回のあの騒動を考えると、あまり関わりたくはないので、軽く会釈をして自分の部屋に入りました。
しかし、この日の騒動のメーンキャストになるとは・・・・

それからしばらくして兄貴が帰ってきました。
「あれ、また締め出し食らったの」
「へへへ、慣れっこですよ」
あらぁ?声かけてるじゃんか。誰だよ、関わるなって入ってた奴は。
「待っててね」
兄貴はドアを叩いて母親を呼び出した。
「隣の××ですけど」
「・・・はい、何か」
「娘さん、入れてあげてくれませんか」
「そんな事はあなたには関係ないでしょう」
「いや、こうやって関わってしまった以上、見過ごす事できないですよ。それにちゃんとお話しされたほうがよいと思いますし」
「それは余計なお世話ですよ」

隣の住人ですよ、うちの兄貴は。
その隣の住人の言葉でさえ耳をかさないというのは・・・・

「とにかくうちには関わらないでください」

バタン

ドアの閉まる音が響いた。

「ねえ、ご飯食べたの」
「まだです。お金ないし」
「ちょっと待っててな」

兄貴が自分の家に入ってきた。
「おう、悪いけどお姉ちゃんとメシ食ってくるわ。後さ、多分もうおかあちゃん、意地になってるから、ビジネスの安いところ探しておいてよ。」
「わかった。近くのほうがいいだろ?どうせ金持ってないだろうし」
「そうだな・・・」

兄貴はお姉ちゃんと近くのファミレスへ。
自分はパソコンを起動してビジネスホテルのネット予約。
ホテルを予約して、ホッとしたときに自分のドアがけたたましく鳴りました。

ドンドンドンドン

「はぁい」

ドアを開けると、母親がそこに立っていたのです・・・

続きはまた次回・・・


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