それだけ悪質な犯罪が増えたんだろうって事。
「死刑制度やむを得ない」8割超内閣府調査、4回連続
記事にもあるんだけど、死刑っていうのはある意味で"究極の罰則"なんですよ。
自分の命を絶つ事で罪を償いなさい・・・って事ですから。
それ以上の事って個人で償えることってないですからね。
それだけに死刑を執行するのは物凄く慎重になるんだろうと。
むやみやたらに執行すると死刑に対するハードルが下がるので、それは避けるべきだろうし。
でも、犯罪抑止という点では死刑という罰則はなくしてはいけないと思います。
死刑に対して「やむを得ない」という声が増えたのは、それだけ
「これは死刑にしないと割が合わないよな」
という凶悪犯罪が増えたという事なんでしょうね。
例えば故意に人の命を奪う、殺人とかだと、ご遺族からすれば同等の罰則を望む訳ですよ。自分の身内が殺されて、無期懲役とはいえ社会復帰する可能性がある犯人を許せるかというと、自分なら多分許せないでしょうし、むしろ犯人が生きている事さえ嫌悪感を抱くだろうし。
多分だけど、被害者の家族は無期懲役を下した裁判官や検事、弁護士、裁判所に対して「こいつら犯人の味方しやがって」って思うでしょうね。
裁判に誤りがあったら取り返しがつかないとか生きて罪を償わせるとか、そういう声もあるのかもしれないけど、だからこそ死刑制度は残しておいて、その上で慎重に判決を下すほうが自分は正しいと思いますけどね。
難しい問題ではありますけど・・・