和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

ハリー・ポッターと必死な本屋。

2006-05-17 21:38:08 | いつもの日記。
朝、会社に向かう途中の本屋で、魔女っ娘コスプレで
本を売る一団を発見。

ハリー・ポッターの新刊が出たんだそうです。

以前、ハリー・ポッターシリーズは本屋が一旦買い取って
販売しなければならないから大変だ、という話を聞きました。

そもそも、本屋というのは基本的に本を仕入れる際に
「買う」ことはしません。
売れなかったら返本。売れれば利益。
そういう商売なんです。

そんな中、ハリー・ポッターは一度本屋が買い取り、それを
消費者に売るシステムなんだとか。
なので、売れ残りの在庫はそっくりそのまま本屋の損失に
なるのだそうです。

・・・つか、それって当たり前じゃね?

売れれば儲け、売れなけりゃ返本すればいいや。
そんなスタンスで商売できる事実が異常だと思うのです。
本という、著作権から文化全体にまで問題が絡むものを扱う以上、
安易な競争に走られて困るのは確かです。
(そうじゃないと売れる本しか仕入れませんからね)
でも、そこにあぐらをかくのは絶対に違う。
ハリー・ポッターは、そんなぬるま湯の本屋界に図らずとも
一石投じる形になったわけです。
なかなか面白いことじゃないかな、と思います。

要するに何が言いたいかっつーと
「若いおねーさん店員の魔女っ娘コスプレ良いよね」
っていうことなんですけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする