和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

「十角館の殺人」読了。

2024-07-17 17:06:00 | 読書感想文。
「十角館の殺人」読了。


「衝撃の一行」という噂だけ聞いていて、

勝手に「ラスト一行」が凄いのかと思っていました。

読後に「あれ?」と思ったので調べてみたら、

叙述トリックの根幹となる一行のことだったんですね。


というわけで、「映像化不可能」と言われていた理由も分かりました。

不可能だろ、これ。

映像化したら犯人モロバレだわ。


いやー、面白かったねえ。

噂に違わぬ名作でした。

特に、やっぱり登場人物の名前がよかったね。

覚えやすくしてくれてるのかなー、と思ったら

トリックにまで使われているとは。


あと、読みやすさが凄くいいのは

加筆修正されたバージョンだったから、というのもありそうです。

2008年発行の「YA!ENTERTAINMENT」というやつ。


ともあれ、これで一冊、綾辻行人を読んだという実績を得ました。

読みは「あやつじゆきと」らしいよ!

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