「十角館の殺人」読了。
「衝撃の一行」という噂だけ聞いていて、
勝手に「ラスト一行」が凄いのかと思っていました。
読後に「あれ?」と思ったので調べてみたら、
叙述トリックの根幹となる一行のことだったんですね。
というわけで、「映像化不可能」と言われていた理由も分かりました。
不可能だろ、これ。
映像化したら犯人モロバレだわ。
いやー、面白かったねえ。
噂に違わぬ名作でした。
特に、やっぱり登場人物の名前がよかったね。
覚えやすくしてくれてるのかなー、と思ったら
トリックにまで使われているとは。
あと、読みやすさが凄くいいのは
加筆修正されたバージョンだったから、というのもありそうです。
2008年発行の「YA!ENTERTAINMENT」というやつ。
ともあれ、これで一冊、綾辻行人を読んだという実績を得ました。
読みは「あやつじゆきと」らしいよ!
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