和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

「"文学少女"と穢名の天使」読了。

2008-11-16 16:30:09 | 読書感想文。
"文学少女"シリーズ4作目です。

案の定、琴吹さん一色なお話でした。
芥川君も竹田さんも、基本的なところはもう解決しちゃいましたしね。
これで、あとは遠子先輩くらいでしょうか。
で、最終的には美羽とその他キャラ全員を巻き込んで一波乱あって、
エンディングに繋がると、そういう作りなんじゃないかと予想します。
ベッタベタですけどね。

しかし、ここまでの美羽の扱いを見てて思ったんですが。
こいつって戯言シリーズで例えるなら西東天のポジションですよね。
ジョジョで例えるならディオ、拙作で例えるなら夕月明って感じ。
世界全体にまたがる謎や設定の中心であり、敵であり、嫌な奴。
主人公の(元?)恋人でありながら西東天とか、ちょっと面白いかも。
最終的にはコイツをぶちのめして大団円なわけですね!

妖怪・遠子先輩と半死人の美羽の一騎打ち!
主人公の選択で、世界の命運が変わる!
選ぶのは、トラウマ含みの過去か! 穏やかな未来か!

・・・みたいな。
違うか。
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少しは自分のセンスを信じていいのかも知れない。

2008-11-15 13:45:14 | いつもの日記。
大分むぎ焼酎二階堂CMファンクラブ

・・・っていうサイトがあるんですね。
詳しくは各自ググってください。

いや、昔から好きだったんです。このCMシリーズ。
でもファンクラブがあるほどとは。
同じような感想を持った方も大勢いらっしゃるんですね。
よかったよかった。

動画がまとめて置いてあるサイトもあるのかな?
ちょっと気になるところですね。
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「"文学少女"と繋がれた愚者」読了。

2008-11-15 13:17:09 | 読書感想文。
うわぁ、生きてたよ・・・。

と、まぁ結構大オチ的にはびっくりといえばびっくりでした。
でも、この作品の構造的な欠陥でもあるのですが、途中でバレるんですよ。
劇中劇のシナリオと配役で、そりゃもうバッチリと。
この劇中劇、シリーズの王道的な演出でステキポイントだと思うんですけどね。
・・・ま、ミステリじゃないし、いいのか。別に。

そんなわけで今回も面白かったです。
琴吹さんはあんまり好きじゃないので次回もないがしろな方向でお願いしたい。
ムリですか。そうですか。
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最近の「ハチワンダイバー」。

2008-11-13 22:31:23 | 読書感想文。
毎度、よく飽きない展開を持ってくるもんだなと関心しきりです。
ここ最近の展開は特にアツいです。
「ハチワンシステム」とか、よく考えたなと。
いや、戦型とかそういう点も勿論ですが、あの見せ方・演出が。
実にカッコイイ。実に少年漫画。青年誌ですが。
将棋漫画じゃないですね、少なくとも。

・・・今に始まったことじゃねぇな。
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テレビが映りません。

2008-11-12 08:35:05 | いつもの日記。
朝から、テレビが映りません。
どうも電波がうまく受信出来てない模様。
最初、テレビの故障かと思ったんですが・・・同じマンションの知り合い宅も
同じような状況だそうです。

会社から帰ったら元通り、とかだといいなあ。
ま、言うほどテレビ見ないんですけどね、僕。
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「少女妄想 (2)」

2008-11-11 19:56:25 | 小説。
蛍村ほむらさんに連れて来られた先は、図書室だった。
そういえば、図書室がどーのこーのって藤岡と話してたような気が。
「っていうか。僕、図書館入るの初めてだよ」
そこは、一面本だらけだった。
この学校には、こんなにも沢山の本があったのか。
僕はゆっくりと辺りを見回す――
「さり気なく嘘を吐くな、桐生夏生。1年の時、施設案内で入っただろう」
感動に浸る僕に、蛍村さんは冷静に突っ込む。
・・・そんなことも、あったような、なかったような、なかったことにしたような。
「何だその口ぶりは。施設案内に嫌な思い出でもあるのか?」
「・・・うん、実は」
目を逸らしながら、さらりと嘘を重ねてみた。
「そうか、それは済まない。知らなかったのだ、許してくれ」
信じられてしまった。
何だ、この純真な人は。こんな人見たことないよ。
ちょっとだけ良心が痛むような気がしたが、取り敢えず気にしないことにしておく。
「それより、僕はココで何をすればいいのさ?」
「あぁ、そうだな。まずはキミの能力を確認し、その上でスケジュールを組みたい」
「・・・はぁ」
「主な仕事は、書庫から廃棄本を抜き出し、再整理することだ。具体的には――」

――仕事の内容は、どうも簡単らしい。ただ、結構面倒臭そうだ。
なるほど、それで人手が欲しいということね。
「ああ、最低限体力があれば誰でも構わない。むしろ考えることをしない馬鹿歓迎」
「ふーん。だから僕が適任だと?」
「しかり」
・・・しかり、って何だろう。まぁ、気にしないんだけどさ。
そして昼休みが終わるまでの10分間、僕は蛍村さんに言われた通り作業をこなした。
この日から約2週間、僕の放課後はキッチリ1時間整頓作業に注がれることになる。
家に帰ってお風呂に入った瞬間、良いように騙されたことに気が付いた。
時既に、遅かった。

「じゃあ、これが今日の分。宜しく頼む」
「了解」
蛍村さんから廃棄本リストの一部を受け取り、1日の作業が始まる。
書庫へ向かい、リストにある本を抜き出し、廃棄本置き場へと移す。
――その間、蛍村さんはというと。
「・・・・・・」
いつも通りの無表情で、読書に没頭していた。
一応、細かく質問することもあるから書庫には居てくれる。
だが、居てくれるだけで手は貸してくれない。
曰く、彼女の仕事はそのリストを作成する時点で大半終わっているらしい。
強いてあげるなら、1日の作業チェックを最後に行う程度か。
・・・何か、すげー不平等な気がするんですけど。
「何を言う、桐生夏生。ボクは頭脳でもって労働しているのだよ」
よく分からない理屈だった。
「ま、馬鹿には分かるまい」
そう言われると、僕としては黙るしかないわけだけども。
こうして雑談には応じてくれるわけで、単調作業だけに終わらないのは嬉しい。
そこで僕がよく話題に取り上げるのは、蛍村さん自身のことだった。
同じクラスでありながら、僕は彼女のことを何も知らない。
家族構成の話から始まって、最近の学校での出来事、図書委員について――
と、思いつくままに聞いてみた。
が、今ひとつ面白味に欠ける。人の話に対しての感想として不適切だけども。
とはいえ、そろそろ質問も尽きてきたところだ。
「うーん、じゃあ、蛍村さんの趣味は?」
正直これがラスト。僕は苦し紛れに切り出した。
ところが――蛍村さんは、このつまらない問いに対して難しい表情を浮かべた。
「趣味――か。そう言われると、どうなんだろうな」
「あれ。読書、って即答されるかと思ってた」
「ああ、ボクは読書が好きだ。否、読書しか知らないと言って良いだろうね」
だからこそ、それを改めて趣味かと問われると答えるのは難しいものなのさ。
と、蛍村さんは僕には良く分からないことを呟く。
「うーん、でも、読書しか知らないってことはないでしょ。勉強だってできるし」
「それも全部本やその他の記録媒体から得た知識に過ぎないからな」
「でも、僕は凄いと思うよ」
「そうか・・・まぁ、キミは馬鹿だからな」
「前から言おうと思ってたんだけど、ナチュラルに馬鹿って言うな」
「おや、何だ桐生夏生。キミは馬鹿という言葉で傷ついていたのか」
何て残酷な人なんだ、と思った。思ったが、あんまり強く反論はできなかった。
気を取り直して、話を進める。
「・・・ちなみに、今どんな本読んでんの?」
彼女は常にブックカバーを用いている。
そのため、ぱっと見ではそれがどんな本なのかも分からないのだ。
「ファンタジーだな。タイトルは、『聖騎士アクエリアスの受難』という」
「ファンタジーなのに硬そうだな?」
「・・・キミがファンタジーにどんな偏見を持っているのか良く分かる一言だな」
小さくため息混じりに言った。
うん、多分、馬鹿にされているんだと思う。多分だけど。
「ちなみに、文章はそれほど硬くはない」
「でもなぁ、蛍村さんが言う『硬くない』はどうかなあ」
「ふむ、なるほど、キミはボクに常識がないと言いたいのだな?」
「いや、そうは言わないけどさ」
きっと、彼女にとっての硬さレベル10は、僕にとってのレベル100くらいだと思う。
「ボクは純文学も好きだが、同じくらいライトノベルや童話も好きだ」
「意外だね」
「そんなボクが思うに、この作品はむしろライトノベルに近い」
「じゃあ、普通のファンタジーか。硬いのは名前だけ?」
「そうだな。内容的には若干難しいところもあるが」
「哲学的だったりするの?」
「ああ、ある意味そうだな。まぁ、有り体に言うなら――」
「言うなら?」
そこで、彼女は少し言い淀む。悩んでいるというか、考えているような素振りだ。

「――エロい」
「何だと!?」

彼女の口から有り得ない言葉が飛び出した。
何だそれ!
え?何?何の冗談ですか!?
僕は、両手に抱えた廃棄本を落としかけ、慌ててそれらを持ち直した。
「さすが18禁だな。経験のないボクには理解が及ばないことも多々ある」
「18禁!?18禁をそんな淡々と語るな!」
「何故だ。知らない知識を得ることの素晴らしさくらい分かるだろう」
「いや、そこはもっともかもしれないけど!アンタ今何歳だよ!」
「16歳だが」
「おもっっっくそ18歳未満じゃねえか!ってか学校で堂々と18禁読むな!」
普段はクールで知的な僕も、さすがにコレばかりは動揺を隠せない。
っていうか、蛍村さんまだ16歳なのな。僕より誕生日遅いんだ。
これでまたひとつ、蛍村豆知識が増えたぜ。
・・・じゃなくて。
何で僕が突っ込み役に回ってるんだよ!
・・・でもなくて。
うーん、いかん。頭が混乱してる。
「ま、そこはそれ、軽く流してくれたまえ」
「いやいや、それはスルーできない。僕そんなに大物じゃない」
現に、こうして焦りまくってるしな。
「何だ桐生夏生、馬鹿のくせに意外と融通が利かないな」
「う」
「いや、融通が利かないから馬鹿なのか?」
「あう」
「どちらにせよ、そんなことに目くじら立てるようでは大成できんぞ?」
「うぐぅ」
「というわけで、その点は気にするな。キミの得意技だろう」
・・・結局、そうなるのかよ。ま、いいんだけど。
でも、なんつーかさ、超気になるよね。
この人、僕が精一杯頑張ってる横で真面目な顔してエロ小説読んでたわけだろ?
シュールだ。
実にシュールだ。
鼻血が出そうなくらいシュールだ。
「む」
――そんな悶える僕をよそに。
蛍村さんは、本(エロ小説)をパタンと閉じて立ち上がった。
「時間だな。ちょうど、今キミが持っている本で最後だろう?」
時計を確認すると、17時。もうそんな時間か。
僕は今にもずり落ちそうな本を確認する。
ん・・・確かに、これらを廃棄エリアに運べば今日のノルマは終了だ。
「よく分かったね、蛍村さん」
「キミの作業効率はもう頭に入っている。雑談や休憩も込みでね」
にしても、それほど正確な予想が可能なものなのだろうか。
・・・現実にやってるんだから、可能なんだろうけどさ。
エロ小説片手に作業状況を調節できるなんて、世の中変な人もいるもんだ。
「今、いらんことを考えたな?桐生夏生」
「君はエスパーですか?」
「・・・ああ、ボクはエスパーだ。馬鹿なキミにとっては、ね」
そして彼女は、珍しく微笑んで言った。
「さ、今日の作業はそれで終わりだ。もう帰って構わないよ」

図書室を出たのは、17時10分。
そう言えば、僕はここ数日必ずこの時間に出ている。
まさか、狙ってやってるんだろうか。
・・・狙ってるよな、明らかに。あれだけ厳密に状況把握できてるんだし。
いや、僕の方に実感はないんだけどさ。
しかし、そこまでキッカリと時間を管理するのには何か意味があるのだろうか。
無駄に時間をかけたくないから?
まぁ、それもあるんだろうけど。
でもなー、それにしたって、ここまで徹底するものかな?
未だに、何考えてるのかよく分からん。
――要するに、考えるだけ無駄なんだ。
うん、やめたやめた。明日にでも、直接聞けばいい話だ。
僕はそんな風に切り替えて、コンビニに寄って帰宅した。
部屋に戻って、何か見たことのないガムを買っていたことに気がついた。
・・・まーた、やっちゃった。
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みんな働きすぎです。

2008-11-09 17:11:57 | いつもの日記。
今朝、山本から
「昼飯でも一緒にどうよ?」
とのメールが。
何でも、仕事が終わった帰りとのことでした。
(職場はウチの近くらしい)

で、彼は11時くらいにウチに辿り着いたワケですが、さすがにまだ早いだろ
ってことで少し時間を潰した後で昼飯を食いにいくことに。
そこで少し話を聞くと、何でも11/3(月)くらいから泊り込みで働いてた
らしいんですよ。
更に、そもそも11/3以前も休みではなく別件の仕事をしていたとか。

・・・お前、いつ休んでんだよ。
過労だろ、どう考えても。

そういえば、つい先日のだっちからも忙しいという話を聞いていました。
彼は彼で、今週普通に土日返上で働く予定だとか。
最近、話を聞くたびに休日出勤してるイメージです。
まぁ、そもそものだっちの場合、労働時間以上に労働環境・条件の方に
大きな問題があるみたいなのですが。

本当、みんな働きすぎです。
忙しくなると適当にサボりだす僕をもっと見習うべきだと思う。

うん。それはそれでダメかも知れない。
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「"文学少女"と飢え渇く幽霊」読了。

2008-11-09 00:50:27 | 読書感想文。
"文学少女"シリーズ2作目、読了です。

今回は、ちょっと長めでしたね。
そして、美羽の件は相変わらずの放置っぷり。
いや、放置じゃないですけど。少しずつ情報出てますけど。

まぁそれはともかく、としてですね。
なるほど、ライトノベルだな、という印象でした。
対象年齢は中学生~高校生くらいでしょうか。
ドロドロした話を読みたい、マセた学生さんにはたまらない感じに
なっているかと思います。
そうかー、こういうことするのか。
方向性というか、毛色というか、少しだけ――ほんの少しだけ、
昔の僕が書いていた小説に近いです。
切なくて悲しくて痛くて、そんな気持ちを丸ごとぶつけられるような。

でも、決定的に違うのは、やはり「目的」でしょう。

多分、この作品はそういうマイナスな出来事・感情を飲み込んで
乗り越えて、最後には悲しくも爽やかなイメージを伝えたいのだと
(勝手に)思います。
一方、僕の作品は、読者に「傷」を「痛み」を「後悔」を「憎悪」を
与え押し付け打ちのめしたい一心で書かれています。
そういう、目的の違い。

あ、別に僕は自作を卑下してるわけじゃないです。
そんな捻くれた目的を持ってる辺りが自作最大の特徴であり、
最大の魅力であると理解していますので。
コレはコレでいいのです。

と、そんなことを考えさせられる作品でした。
うん。
なんつーか、結構心に響きましたよ。
間違った角度かもしれませんけども。
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今週の「金剛番長」。

2008-11-07 08:33:17 | 読書感想文。
なんというお約束展開!
だがアツい!これでこそ金剛番長だぜ!

まさに「一周して面白い」といったところでしょうか。
それって実は、斬新であることと同じくらいリスキーで偉大だと思うのです。
平凡とかありがちとか、そういう価値観を真正面から打ち破るわけですから。

そんなわけで、今週も面白かったです。

・・・とか言いつつ、今一番のお気に入りは「神のみぞ知るセカイ」だったり。
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期待なんかしてないんだからっ。

2008-11-06 00:44:09 | いつもの日記。
サンデー出てなかった。
うん。やっぱりね。
分かってた。おにーさん分かってたから。
全然がっかりなんかしてないですじょ?

・・・ふぅ。
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