つむじ風

旅の途中でひとりごと

旅立ちの頃

2016年03月25日 | Weblog

光に温もりが感じられるものの、風には冷たさが残っている。

暖かい地方の我が町ですが、ソメイヨシノが見ごろになるにはもう少し

先の様です。

半世紀も前の春、措かれた状況ゆえ高校への進学を止め、企業内の技術

訓練校へと旅立った。3年の期間が社会の一員への第一歩となりました。

「金の卵」と云われた時代でした。おぼつか無い足取りで、迎えの担当者に

引率され寮生活が始まりました。入校初めの頃、精神鍛錬の様な実習を

させられ涙ぐんだものでした。今、振返ればそれも懐かしい想い出の1コマです。

春、旅立つ若者に良い将来が待っている様祈るばかりです。

自分を信じ、世間に振り回されず優しさをもって歩んで行ってほしいです。

                 合掌

                 

コメント
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