今日のような寒い日に、
お酒のアテに何が一番かというたら、
やっぱり「かす汁」やろ。
(市村酒店のかす汁)
ジャッキーが、
今から30年ぐらい前のまだ20代のころ、
扇町の小さな居酒屋に飲み友達と入った。
年配の店主(男性)が一人でやってるお店で、
常連らしき客も年配で、何人かいた。
アテを何にしよかと、
迷ってたら、メニューに「かす汁」とあった。
ええ!
かす汁ってスープみたいなもんやん。
アテになるん?
(吉川酒店のかす汁)
そんな話を連れとしてたら、
マスターもお客さんも、
「にいちゃんら知らんねんなあ。」と。
「これほど、
酒に合うもんないねんで。」と。
それやったらと、
注文した。
それが、ジャッキーのかす汁人生の始まりやった。
(マルシンのかす汁)
もちろん、
子どものころからの大好物(小学生のとき、寒い朝、登校前に身体が温もるんで、朝ごはんのかす汁が嬉しかった。)やったけど、
ただ、
酒のアテになるとは思わへんかったということ。
せやからジャッキー、
かす汁にはこだわりがある。
お味噌を入れる家庭的なかす汁もあるが、
本物は、
ダシと酒かすだけ(味は少量の塩と鮭のアラの塩味だけ)で作らなアカン。
それと、
酒かすを入れすぎて、
ドロドロになったらアカン。
ややシュルシュルぐらいがうまいんや。
わが家のかす汁)
市村さんからいただいた「豊祝」の酒かすやで。
かす汁の具をアテにお酒を一杯!
最高!
いろいろ「かす汁」をいただいたけど、
ジャッキーの究極かす汁は、
天満中崎町商店街にある、
A1立ち飲み
堀内酒店のかす汁。
今でもやってるかなあ。