のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

秋晴れ

2009年09月20日 | 季節

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 秋晴れの良い天気、久々の調査の手伝いに雲仙市へ出かけました。
 あづま牧場から橘湾の眺めです。コスモスもちらほらと咲き始め、風が強くて早朝は寒いくらいでした。

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 カナクギノキが真っ赤な実をつけています。
 冬になると赤い実をつける木は多いのですが、これほど鮮やかな色は初めてで、ほれぼれしました。

 長崎の山は植林が多いのですが、あづま牧場の付近は土地が植林には向かなかったようで、天然林が残っていて散策に最高でした。

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 ダム工事中止の報道で賑わっていますが、『ダム湖畔の美しい自然』という言葉に、少し反論したくなりました。

 ダム湖畔は全国各地にあり、決まってカエデの木やソメイヨシノが植えられて、自然に見せかけた大きな人工の庭に思えます。そこにしかない風景ではなくなってしまうと思うのです。天然林の美しさと種の多様性を実感すると、ダム湖畔が自然ではないなと感じるようになります。

 同じ木なんですけど、少しそんなことを考えながら眺めてみると、また違った風景が見えるかもしれません。

コメント (8)
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