前日の雪の影響で、とっても寒い観察会になりました。
県民の森のインタープリターメンバーも大勢集まり、寒い中にも春の準備を進める森の様子を観察しました。
アカガシのナラ枯れは今でも深刻で、森林館のまわりでも立ち枯れしたり、もうすぐ枯れてしまうようなアカガシの木が目立ちます。
弱った木には、シダやキノコがついたり、虫が寒さを逃れてもぐりこんだりしています。
枯れていく木も、森の重要な役割があるんですよね。
冬の木の芽は、うろこ状の堅い殻に覆われたものや、寒さをそのまま耐えるもの。べたべたの粘液に覆われて芽を守っているものなどさまざまです。
みんな熱心にインタープリターのお話を聞いてくれています。
クロモジの新芽です。芽の一団の中には、葉になるものと花になるものがあるんです。
木もそれぞれに工夫をしているのが、本当におもしろいです。
オニグルミの冬芽です。冬芽の下に葉が落ちたあと(葉痕)があります。
なんだかお猿さんに見えますね。
いろんな枝のそれぞれの表情を見比べて楽しみました。
長崎でこんなに雪を体験することもめずらしいと思いますが、それでも森は着々と春に向けて準備中です。
暖かな春に森の恵をいただける日を楽しみに、、もう少しこの寒さに耐えることにしましょう!
この日は、一日中スタッフとして、『いのちをつなぐ食育祭in諫早』にかかりっきりでした。
スタッフ参加できなくて、残念!
いろいろと忙しそうですね。
県民の森も春の気配がし始めて、いいですよぉ~
会議じゃなく訪れたいですね!!!