やねうら日記

~日常の中にある幸福

考えること。

2015年04月06日 | 日記
母は、やはり薬の副作用の線が強く、その薬を減らしていき、様子を見ることになった。

いろいろ考える。考えても答がないことを。
父はがん治療をした途端、あっという間に老いて、そして逝った。
母も老いていく、ここ数年急激に。母は今、幸せだろうか?


どうしても「人は何のために生きているのだろう」と考えずにはいられない。老いていき、できないことが増えていく。それでも生きていかなければならない。病気の治療をしながら死んでいく人も多いだろう。その時、何を考えているのだろう。それに耐えられる強い気持ちが、僕にはあるだろうか。
考えても答は多分ない。ないから人は宗教や哲学にすがる。

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帰省すると、故郷がとても愛おしくなる。
ここには海がない。何故か分からないけれど、時々そのことに、耐えられないぐらい気持ちが乱れることがある。息苦しくなるのだ。

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考えても答がない問いは今日で終わり。明日からはまた日常に戻る。
最近、新しいことをほとんど何もやっていないなと、ふと思った。これではいけない。
何か初めてのことをやってみたいな、と思う。