りんのアトリエ

趣味の工作、手芸、絵画、料理などを楽しむ主婦の気まぐれ日記です

10日ぶりの90度

2008年09月20日 | 今日の出来事

「今日はコルセットの型を取ろうか」
と言われ10日ぶりに上半身を起こしてもらい
ベッドの上で型取りをしたらしい。

「座ったときによっぽど痛かったんじゃろうな。
入院して初めて●●ちゃんが“痛いっ”ゆーたのを聞いたんよ」
と同じ病室の先輩患者Aさんが教えてくれました。

 

娘に感想を聞くと
10日間、体を曲げていないし、ほぼ何も食べていない。
そのせいか突然体を起こされたので
体がちぎれるかと思ったらしい。
また自分一人ではまっすぐ座っていられなかったとのこと。
まっすぐ座ろうと意識するほど激しいめまいで
体が揺れてしまうらしい。

 

どんなめまいなのかな?
メニエール状態なのかな?

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
人は辛い思いをすると ほぼ自然に
私なんてまだマシな方だ という思いがよぎり、
自分自身
を励ます生き物らしい。 


そういうデータを基にした場合
「キミはまだマシな方だよ」と慰められたときの返事は二通り。
人はどちらか一方の返事をするらしい。

「人に言われなくてもわかってる」系…慰められ嫌い
「うんそうだよね。ほんとにありがたい」系…既にいろいろと
          悟ってはいるが、人からも慰められたい寂しがり屋
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


これは以前、
膨大なデータをもとにした心理関係の本を読んだときの内容でした。

娘も人類の例にもれず 
「私なんてまだマシ」と何度もつぶやいていました。
はたして娘はどちら派なのかな?


「頑張れ!上には上がいる!」と励まそうか…
「辛いでしょう。よく頑張ってるね」と温かい言葉だけをかけようか…

 

ドレーンが取れた今は
相当くだらない悩みに思えますが
一日じゅう顔をしかめている娘と向き合っているときは
ちょっと本気で迷いました。
どんな声をかけてやればいいかと。

 

結局、娘の希望もあり
ネットで見つけた(患者)仲間の体験記を印刷して渡し、
「みんな辛いけどよく頑張ってるね」とだけ伝えました。

あ!もっちろんそれをコテコテの岡山弁でね。


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