りんのアトリエ

趣味の工作、手芸、絵画、料理などを楽しむ主婦の気まぐれ日記です

念願の神社へ

2011年05月16日 | 今日の出来事

ちょうど一年前の今ごろから
行きたい行きたいと思っていた出雲へ
ついに行くことができました。 (5月14日)岡山から車で3時間少々

現在、出雲大社は60年に一度の修築中で
特別拝観の申し込みをした限定数の人しか
ご本殿を拝観することができません。

な~んだ、それなら終わってからにしようか…という思いもよぎりましたが、
考えてみれば60年に一度、
思いも新たに修築に力を注いでるってこと。

またとないありがたい機会かも!
と思い直し、出雲大社へ行きました。(特別拝観はしていないけど)

到着すると何やら大勢の人たちが集まっています。
大祭礼が始まったという情報は得ていましたが
今日が的射祭とはつゆ知らず
流鏑馬神事のこのスタイルを見たときは
 
(お~ 本物の馬に弓矢!朱蒙だ!ムヒュルだ!ラッキ~

と、舞い上がりましたが、
その後 心を落ち着かせ、厳かに見守ることができました。

この後、緑色の馬糞をボトボトボトッ! と落としたお馬さん
馬糞と同時に大歓声

そして馬の行方を目で追う人たち、走って追いかける人たち。


その後、大衆はどこへ消えたのか?
あっという間に散り散りに… 
まさか今までのは幻覚??
と思えるくらいの変わりよう。

でも緑の馬糞を片づけている男性を見て現実と納得。(当たり前じゃー)


その後、念願の拝殿へ。(御仮殿と書いてありました)
一年前から(出雲に)呼ばれていたと信じる思い(込み)、
とうとう参拝できたという感激から
手を合わせたとたん、涙が頬を伝っていました。

感動しすぎて二礼四拍手一礼すべきところを
つい、フツーに 二礼二拍手一礼してしまいました

注連縄に10円玉やら5円玉やらを投げつけて
上手くささったら願いが叶うとかなんとか(詳しく知らないけど)…

…という噂があるようですが
鳥居の上に石を投げる行為と同じく
なんとなく やらない方がよいような気がして
やめておきました。


ご本殿はまるで巨大工場か何かのような建物で覆われていました。
これが足場とか養生ってこと?
あまりにも本格的な覆いなのでびっくり 

 

その後、須佐神社へ。


パンフレットに日本でも観有数のパワースポットと書いてあったので
行ってみたくなったのですが、

近づくにつれてそういう興味は薄れていき
拝殿にたどり着いたときは
(まるで)ド忘れして頭の中が空白になった時のように
雑念が消えているのがわかりました。(例えが稚拙じゃな)


社殿の後ろは木々に囲まれていますが
その中でも、このスギは樹齢1300年とか。

ふと口にしようとした言葉を飲み込んでしまうほどの
静かな気迫と神々しさを感じました。


出雲の神社に参拝できたのも何かの御縁です