
ワレニテモ遠クトナリヌ
昭和ノ日

本歌は、
ふる雪や明治は遠くなりにけり
と人口に膾炙した有名な中村草田男の俳句です。

しかし、俳句をする者にとっては、大問題の俳句なんです😱

切れ字の「や」と「けり」の二つ入っている⁉️
これはタブーな物。高濱虚子は、この句に何も言わなかったとか。明治7年生まれの虚子にとっては、明治の激動期の共感を得たからか?

古典を読んだ者としては、「降る」は、「古」、「経る」の掛詞となります。
例
花誘ふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものは我が身なりけり
まさか掛詞は使わないとしても、そう読書は思う。

拙い俳句なので、昭和の日に合った駄菓子屋の写真とカタカナ俳句と言う古いイメージで誤魔化しております😓。

初案は、
われもまた遠くとなりぬ昭和の日
初案も良いかも?



