立岩真也さんが7月31日午後、悪性リンパ腫のため京都市左京区の病院で死去されたとのこと。享年62歳。
大変驚き、かつショックを受けました。
立岩さんとは、1980年代半ば、施設に閉じ込められていた重度身体障がい当事者たちが、
施設を離れて地域で自立生活を決行し始めた頃、
その彼らの支援をし、介助に入って半ば生活を共にし、
共に闘い、共に怒り、共に悲しみ、そして何より共に笑い合った夢のような時代に、
そう、今の私の原点の時代に、
同じ当事者宅に関わることのあったお1人でした。
立岩さんが最初に公刊された、安積遊歩さんたちとの共著『生の技法』の中にふんだんに載せられた、
たくさんの写真の群れの中には、当事者宅で私の制作した物も収められています。
つい最近のような、はるか遠い昔のような、あの当時の光景を思い浮かべるにつけ、
言葉を失うほかありません。
心よりご冥福をお祈りします。
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