Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Davis DA-2A No.1

2022-05-16 | PEANUT SCALE MODELS




大型連休、山は天気が荒れそうだし、街にも人出が増えたみたい、それなら1機ピーナッツでも。

1週間でどこまで出来るか始めてみたけど・・・スイスイとは行きそうにない巨漢デービス君。
「乗りかかった飛行機」最後まで行けるか、途中で逝ってしまうか・・・

「デービスDA-2A ゴールデン・ウイーク・スペシャル」一工程ごとに写真撮る余裕も無く早回しで。





アクロバットpdfデータの2分割印刷が原寸で出来ない・・・とかで悩みましたが何とかクリアーし、図面を眺めると「何じゃこの胴体!」
恐ろしくデカイ、普通サイズのピーナッツ機なら胴体内に飲み込んでしまいそうな迫力、心折れそうになりながら始めます。





主翼はワンピースに決定、差し込んで固定できるか、それが無理なら下から取り付けた後にちょっと小細工するか、悩ましいところ。そのあたりは作りながら考えます。





最初の胴体側版が完成したらフィルムごと裏返しもう1枚を作ります。一緒にマットも裏返して、そのほうが見やすかったりして。





2枚完成したらとりあえずサンディングしてみます。胴体下部だけです、台形状の上部は後からね。





両側サンディングしてフラットな状態にしたら外周サイズのチェック、狂ってると捻れた胴体が出来てしまいます。





胴体これだけでも良いくらい・・・ これだけで満腹感あります。2枚重ねた状態でモーター・ペグ用の穴を開けておきます。





そのまま角胴に進みます。ノーズとテールの絞込みは大胆にカッターで切り込みを入れてしまう予定。





この状態で狂ってたらもう一度ばらしてみましょう。





先ずはテール部分の工作。緩やかな曲線なんかありませんからどちらかと言えば簡単です。もう1段絞り込む必要がありますからこの部分を最初に固定します、ここでも捻れてたらやり直しです。





他の部分も接着します、ガッシリして来ました。





胴体下面、今のところ主翼差込式にする予定。でも差し込めなかったら・・・迷わず切り落とします。





ノーズソケット部分のサイズ決定、左右対称になりますようテンプレートを製作します。





それではノーズに切り込みを入れてバキッとやっちゃいます。勢い良過ぎて分離しちゃうこともたまにあります。
ま、その方が潔くてしかも切り口をサンディングできますから! もちろんひ弱な状態ですからガセット入れときます。





角度が決まればノーズ(いわゆるF1)のシートを接着します、ここでダウン&サイド・スラストなんか付かないように。心配なので左右の長さが等距離になっているか位は測っておきましょう。ここでスラストを付けるのもアリなんでしょうが胴体自体が見た目対称になっていないのはやはり許せません。





早速プランクしちゃいます。Aグレインの1.2mmバルサを水に浸し指で曲げていきます。想像の世界で飴細工みたいにコネコネしてると何とかカタチが出来上がってきます。唯一注意するのは裏側からの支えがありませんから凹ませないこと、これはバルサの質にも関係します。





乾燥する前にもう一度胴体に沿わせて確認します、無理に押し付けると乾燥した後に胴体がひずみます。プランク材がほんの少し沈み込むようにしないと側面とツライチに出来ませんからガセットを接着した部分の角材の端をサンディングして落としておきます。その深さがプランク材の厚みとなり、0.4~0.5mm程度の深さです。





最初にシートの後ろ側を接着します。3ヶ所程瞬間で仮止めして側面をサンディングします。滑らかにラインが続いていればOK!
次にノーズソケット部分を仮止めしてみます。ここでもきれいなラインが出ていたら成功。





接着面全体の固定は「グルーイット」を水で薄めたものを筆を使って内側から流します。でもそれは最終的に全面を貼り終ってからにします。途中で何か問題が起きたら最初に戻れますように・・・





無理の無いところで切り落とし、そこへ現物合わせで埋め込んでいきます。当然木目が左右対称になっている方が美しく見えます。





合わせ目は短い定規を使って少しずつ切って、切り過ぎると仕事が増えます。





厚手のバルサを使ってますから貼り方で無理なところはサンディングで修正します。





まだ何処に余裕があるのか透け具合を見ながら確認して。





だいぶ整ってきました。





ソケット部分をはめ込んでもう一度サンディングしますから先端部分は少し余裕を持たせておきます。





まあ何とかなってしまうもんです。





さてどれくらいの穴を開けましょうか・・・取り回しを考えると大きなほうが安全です。





ちょっと覗いてみます。ツイスト・ドーナツみたいになってなければ大丈夫。





ノーズソケットを切り出したらはめ込んでもう一度サンディングします。





ここで先ほど書いた水性の接着剤を筆で内側から接合部分に塗っておきます。同じく極端にバルサが薄くなってしまった所にも補強を兼ねて。





いつものことですが先端の部分は少し削り過ぎてます、面の皮一枚状態!ここだけは心配ですから瞬間流しておきましょう。





最後に加工するところはあらかじめ穴を開けたシートを貼り付けます。





それからサンディングした方がきれいに仕上がります。


今日はここまで。

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