映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『裏窓』

2008年08月25日 | Weblog
裏窓(1954) - goo 映画

よい

アルフレッド・ヒッチコック 監督
ジェームズ・スチュワート、グレイス・ケリー、レイモンド・バー、セルマ・リッター、ウェンデル・コーリイ 出演

仕事中に足を怪我した車椅子に乗ったカメラマンの暇つぶしは、中庭に面した裏窓から近隣の生活を覗き見することだった。ある日忽然と姿を消した病弱の女性が気にかかり、友人、知人、恋人を巻き込んで調査を開始する。

サスペンス、ユーモア、お色気のバランスが最高の作品。
決して推理物ではない。

さまざまな生活があるということは、そこにさまざまなドラマ・物語があるということで、それらが最後にまとまるのがすばらしい。
もちろんヒッチコックのことだから、そこに覗きをはじめ下世話な趣味も入っている。

グレイス・ケリーの完璧の美しさに対して、ジェームズ・スチュワートがオジンすぎる。

介護役のセルマ・リッターといつも覗かれてダンスしている女の子がよい。