映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』

2010年05月05日 | Weblog
ダーティ・メリー クレイジー・ラリー - goo 映画



よい

ジョン・ハフ 監督
ピーター・フォンダ、スーザン・ジョージ、アダム・ロアーク、ヴィク・モロー、ケネス・トビー 出演

ストックカー・レーサーのラリー(P・フォンダ)は相棒のディーク(A・ロアーク)と共謀してスーパーマーケットを襲撃、15万ドルを手に入れる。しかし逃亡を開始したとたん、前夜ベッドを共にしたメリー(S・ジョージ)にうるさくつきまとわれてしまう。かくして、3人は空陸から追跡してくる警察をかわしながら車での逃亡を続ける事になるのだが……。無軌道な若者のあてどない逃避行と、あっけない幕切れを描いたカー・アクション物の異色作。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13505#1



人間くさいカー・アクション。
わずか93分の間に主要登場人物4人の過去をにおわせ、性格を表し、ハデなカー・アクションまで見せてくれる。

テレビでは何回か観た記憶があるが、ちゃんとDVDで観たのは今回が初めてだった。

破壊されていく車や事故にあった無言のドライバーたちが、ユーモラスに描かれている。



『コンバット』ファン向けだけじゃなく(笑)、ヴィク・モローも有能だが泥くさい警官をみごとに演じている。

『ディア・ハンター』

2010年05月05日 | Weblog
よい

マイケル・チミノ 監督
ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、ジョン・サヴェージ、ジョン・カザール、メリル・ストリープ、ジョージ・ズンザ、チャック・アスペグレン、シャーリー・ストーラー、ルターニャ・アルダ 出演

1960年代末期におけるアメリカの若者のベトナム戦争体験を通じ、男の友情と死を絡ませて描く。



むかし劇場で観て以来二回目の視聴。
英語のできない日本人のわたしには、序盤の結婚式のようすがうまく伝わらない。ロシア風の建築様式とコサックダンス、おそらくロシア系の移民たちなのだろう……。ん? デ・ニーロとジョン・カザールがいるぞ! 『ゴッドファーザー』にふたりとも出ている、ということはイタリア系だよな……。
ここから先に進まない。地域の特殊性とか、民族の関係とかがうまくつかめないのだ。

この作品によって広まったロシアン・ルーレットのシーンが意外にも短い。
捕虜時代のシーンは30分くらいである。

戦争をきっかけに理解されにくい苦しみを背負った人々(戦争にいった三人だけではなく、待っていた女性たちも含めて)を描いた作品。