映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『鉄男 TETSUO』

2010年05月10日 | Weblog
よい

塚本晋也 監督・脚本・美術・編集
田口トモロヲ、藤原京、叶岡伸、石橋蓮司、塚本晋也、六平直政 出演

全身が金属に変化していく男の恐怖を描いたサイバーパンク・ホラー。本作は第9回ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。本作のモチーフは、よりスケールアップした『鉄男II BODY HAMMER』へ引き継がれる。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=86139



個人的塚本晋也祭第三弾

俗に「中二病」といわれているものがある。コーヒーを飲み始めたり、母親のことをオフクロと呼んでみたりするなどの、中二くらいでよく見受けられる症状(笑)のことである。

本作は小五病の見事な視覚化作品なのだ!

小五男子の性的衝動、小五男子の破壊衝動、小五男子の変身願望、小五(おそらく)男子の世界不理解(未理解)の苦痛、それらをミックスして低予算で一般化して理解しやすくしたものがこれなのだ。

したがって、小五男子を覚えているもの、理解できるものにとって、この作品は高評価となり、残念ながら理解できないものにとっては低評価になってしまう。

音楽(石川忠)も抜群によい。

『悪夢探偵2』

2010年05月10日 | Weblog
悪夢探偵2 - goo 映画

ふつう

塚本晋也 監督
松田龍平、三浦由衣、韓英恵、松嶋初音、安藤輪子、内田春菊、北見敏之、光石研、市川実和子 出演

他人の夢の中に入る能力を持った京一は、悪夢探偵と呼ばれていた。彼の新たな依頼者は、雪絵という少女。ちょっとしたイタズラのつもりで、体育館に閉じ込めた同級生の夕子が、その日から不登校となり、雪絵の夢に現れるようになったというのだった。「本当に悪いと思うんだったら、会って謝ればいい」と突き放す京一。しかし、その日から雪絵の周りに事件が起き始める……。



個人的塚本晋也祭第二弾

「1」と比較してトータル的な演技力はかなりアップしているが(笑)、シナリオのまとまりが悪すぎる。

結局、母と菊川夕子との間に相関性・類似性はあったのか? 誰のせいで事件になったのか? がすっきりと頭にはいってこない。

男性、女性にかかわらず、顔のアップにエロスを感じさせる俳優が多数出演している。キャスティングがすばらしい。

『悪夢探偵』のわたしの記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/0a228e79354e5a83f6883e9157d8cdc6