映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『female フィーメイル』

2010年05月20日 | Weblog
ふつう

篠原哲雄「桃」、廣木隆一「太陽のみえる場所まで」、松尾スズキ「夜の舌先」、西川美和「女神のかかと」、塚本晋也「玉虫」、夏まゆみ「Dance Part」 監督

長谷川京子、池内博之、野村恵里、大塚ちひろ、石井苗子、片桐はいり、高岡早紀、近藤公園、大塚寧々、森田直幸、石田えり、加瀬亮、小林薫、根津奈穂子 出演

「桃」――OLの淳子は中学時代の恩師の葬儀で桃畑が点在する故郷に帰り、当時のふしだらな体験を思い出す…。「太陽の見える場所まで」――ある事情を抱え、タクシーの女性運転手と乗客の熟女ホステスから金を強奪しようとする日出美だが…。「夜の舌先」――正子は南国で妖しい香炉を手に入れる。好きな男の髪を入れて眠ると、その男が夢に出て…。「女神のかかと」――ガールフレンドの母親・梗子の美貌に心奪われた小学生の真吾。それに気づいた梗子は誘惑の素振りさえ見せ…。「玉虫」――女はある日、愛人のじじいが連れてきた若い男とエロティックな雰囲気になり……。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=322318



個人的塚本晋也祭第五弾

2005年の作品だが、ハセキョーってこんなにヘタだったっけ?
顔がきれいなのは認めるが、ほかになんの魅力もない。
脱ぐなら本人が脱げ!

それ以外の作品はそこそこ楽しめるが、西川監督の「女神のかかと」と塚本監督の「玉虫」と後半になればなるほど盛り上がる。

それと男性監督が多すぎる。こういう企画ならば、女性監督を多用すべきだ。

ダンスパートは不要。

『狂い咲きサンダーロード』

2010年05月20日 | Weblog
よい

石井聰亙 監督
山田辰夫、戒谷広、大池雅光、中島陽典、上谷忠、小林稔侍、南条弘二、森村明美、木村明宏、清末裕之、広世克則、大関正洋、小島正資、北原美智子、大森直人 出演

幻の街、サンダーロードでは、暴走族が連合体となり「愛される暴走族になろう」と毎夜合議されていた。暴走族・魔墓呂死(まぼろし)の特攻隊長であるジン(山田辰夫)は、そんな彼らに反旗を翻し、暴走・暴力行為を繰り返す。手を焼いた連合は、ジンやその仲間を皆殺しにせんとして総動員して、潰しをかける。一方、魔墓呂死の元・リーダーであった剛(タケシ・小林稔侍)は、ジンのそのカリスマ性と無軌道さに惚れ込み、スーパー右翼軍に招集する。

ストーリーはウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%82%E3%81%84%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89



かなり遅れたが、山田辰夫追悼(2009年7 月26日逝去)。

山田辰夫はこの作品のためにキャラクターを固定されがちで苦労したようだが、それだけこの作品での彼はインパクトがある。彼とスーパー右翼(!)の小林稔侍のキャラクターだけで作品が成立している。

ほかはすべてオマケであり、ストーリーとかアクションとかあまり気にしなくていい(笑)。

勢いのある作品とはこういうものをいうのだ。

公道をノーヘルで走る後期の作品だと思う。これ以降ほとんどないのではないか。