映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ドラッグストア・カウボーイ』

2010年05月07日 | Weblog
よい

ガス・ヴァン・サント 監督
マット・ディロン、ケリー・リンチ、ジェームズ・レグロス、ジェームズ・レマー、ヘザー・グレアム、ウィリアム・S・バロウズ 出演

1971年、オレゴン州ポートランド。この街のゴロツキ、札付きの麻薬常用者ボブは、妻のダイアンともう一組のカップルを仲間として街中の薬局を荒し回っていた。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16196



非常に静かにジャンキーたちを描いているのが大きな特徴の作品。

ドラッグストア襲撃の方法が良心的で(笑)、一般的に想像するような乱暴なところがほとんどない。また、どんどん増える警官だとか、丹念な犬の説明だとか、ユーモラスなところも多い。

そして、後半に登場するバロウズ(写真右)!
ホンモノのジャンキー作家がかなり長いシーンを渋い声で演じているのに驚いた。登場しただけで、マット・ディロンがおとなしくなるのが納得できてしまうのだ。