映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ヴィタール』

2010年05月09日 | Weblog
よい

塚本晋也 監督・脚本
浅野忠信、柄本奈美、KIKI、岸部一徳、國村隼、串田和美、りりィ、木野花、利重剛 出演

交通事故に見舞われるも一命を取り留めた医学生の高木博史。だが、彼は自分が誰なのかも分からず、父や母の顔さえ思い出せないほど一切の記憶を失ってしまっていた。ただ、なぜか医学書にだけは興味を示す博史。そして彼は、大学の医学部に入学する。やがて2年生となり、必須科目である解剖実習が始まった。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=321369#1



個人的塚本晋也祭第一弾

あちらの世界とつながってしまった男の話。
それが比較的わかりやすく、明るく描かれている。

あちらの世界が美しく明るいのに対して、こちらの世界が暗くなっている(まあ、解剖室がメインだというのもあるが……)。

あのビルの中にある大岩はびっくりした。

話に無理がなく美しい映像(ビデオ撮影のようだ)なので、塚本晋也監督入門用にいいかもしれない。