OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

2012年、小笠原村、硫黄島への慰霊、墓参の旅(39) 沈船群です。(1)

2013年04月05日 | 硫黄島・小笠原村
この写真は、小笠原丸から撮ったものです。停泊場所の向い側の湾の形になっている場所の摺鉢山寄りの場所です。この写真に写っている場所から左側が、上陸する釜岩付近です。

この沈船群は、戦後、米軍がここを埋め立てて港にしようという狙いで持ってきたコンクリート船だと言われています。結局は、この場所の流れが速くて港作りは断念されて、ここに放置されたようです。かなりの数があります。以前は、かなりの部分が海中にあったのが、この場所も隆起していて海面上に出現して、今では、一番大きなものは完全に浜の上に上がっています。


この写真を撮影したのは、前回まで2度にわたってお伝えしました1日目に小笠原丸に戻った後です。

結局は、翌朝、二日目は天候、海の様子が回復していて、二日目も上陸できるという判断になって、2度目の上陸となりました。1度の硫黄島の旅で小笠原丸と硫黄島とを二往復したのは、私は今回が初めてでした。(他の方は、天候などの理由ではなく、宿泊場所の祈念館の収容人数オーバーだった回に、船で泊まって二日目に再上陸をしたという回がありました。)
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