OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

21014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅(47) 硫黄ヶ丘入り口近くの焦げたタマナの木(1)

2014年08月06日 | 硫黄島・小笠原村
前回の投稿までは、今年の6月15日に硫黄島に上陸してから、最初にあった、慰霊式典の会場の硫黄島島民平和記念墓地公園の写真を紹介してきました。式典が終わると、一度、墓地公園から近い平和祈念会館で荷物と下ろして、昼食のお弁当をいただいてから、島民関係者は、戦前に在住していた集落への里帰りになります。私の母、祖父母は硫黄島の戦前の中心で役場、学校、商店街があった元山集落出身です。元山集落の中心部は、今は滑走路の下になってしまっていると言われていますので、毎年、一番近くにある硫黄ヶ丘に来ることにしています。写真は硫黄ヶ丘の入り口からすぐの場所にある、こげたタマナの木です。固くて丈夫な木だそうです。戦前からあって、地熱で焦げてもこのように残っているそうです。 
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