OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

フィリピンのエルニド(4)

2013年09月22日 | Weblog
この写真はパングラシアン島リゾートのフロントのすぐ前から夕暮れのビーチを撮ったものです。このリゾートは本当に豪華でした。

ラゲン島とパングラシアン島の両方で島内の山に入るハイキングにも参加しましたが、ラゲン島では山を越えて隣のビーチまで行くコースで帰りはボートに迎えにきてもらいました。
パングラシアン島では山の中腹に開けた展望台までの往復でした。

ラゲン島の山の中には巨木がありました。Duklitanという名前の木で、根が地上に出ているのですが、その根の下の部分が板上になって、四方に伸びているという独特な形をしていました。がじゅまるの根は筒状に地上に出ていて地面との間が空間になっていますが、この木の根の下に空間がなくて板になっているというものでした。

パングラシアン島にはその巨木がありませんでした。海を隔てて1キロほどしか離れていないと思うのですが、植生が全然異なっている理由は、パングラシアン島のハイキングのガイドが教えてくれました。ラゲン島と違ってパングラシアンには鉄やニッケルといった重金属が多い土壌であるために大きな木が育たないそうです。

また、ラゲンもパングラシアンも、タガログ語方言の言葉の地名で、ラゲンは「石のストーブ」でパングラシアンは「汗をかくこと」という意味だそうです。
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