ステーキ漂流記
5月27日
新規124軒目「WOLFGANG PUCK」USリブアイステーキ225g(六本木)
昨日シネマート六本木で観た冨永昌敬監督の『ローリング』は本当に素晴らしかったが、今日六本木で観た某有名監督の新作某Rは本当に酷かった。シュールのはき違え。夢を映像化したとでも言いたいのだろうが、単なるグロと女子のPV。これは監督よりも企画者・プロデューサーの問題とみた。監督は忠実に仕事をやっただけだろう。
さて、こういうむしゃくしゃした時に食べるのがステーキである。ふと、ある店を思い付いた。「WOLFGANG PUCK」である。以前、「WOLFGANG STEAKHOUSE」と間違えて入り損ねた店。たしか、ステーキがあるはずだからそこに行ってみることにした。
中に入る。Restaurant&cafeとあるだけにカジュアルではあるが、客層はリーマンばかり。食事がしっかり出来る洋風ルノアール……いや、対面の「T.G.I.FRIDAY」みたいなアメリカンな店である。さっそくメニュー表にあったUSリブアイステーキとピノ・ノワールを頼む。金額面で言えば「WOLFGANG STEAKHOUSE」の3分の1である。ごく普通のステーキとグラスワインの値段である。
しばらくして、ステーキ配膳。やはり、鉄板のお皿ではなく普通のお皿。ハーフポンドがっつりな感じだ。
一口。
若干切りにくいが味はそこそこ。旨味よりも、ワインソースで補った様子。霜降りもそこそこ。普通に美味く、楽しめる。ぶっちゃけ、「WOLFGANG STEAKHOUSE」より美味い!
会計の時に店員に訊いた。どうやら、「WOLFGANG STEAKHOUSE」とは別。あっちはニューヨークでこっちはカリフォルニア。この違いはニューヨークからカリフォルニアに移ったマーク・ザッカーバーグなら分かるはず。ボクはカリフォルニアを取る!
★★★★