ステーキ漂流記
6月26日
再訪「酒蔵 季(TOKI)」和牛ステーキ？g(錦糸町)
昼と夜で違う顔、違う街。まるで、ドラクエの街のような夜の街。それなら……前に行ってダメだった店にも敗者復活のチャンスがある。そう考えると……前に昼間行ってちっともダメダメだった店に錦糸町の「酒蔵 季(TOKI)」がある。たしか前はランチで行った。昼と夜じゃ気合いが違うかもしれない。そんな気がしたのは、この店に武州牛のメニューがあるという。ってこたぁ、ピンのステーキがあるハズ。そう思って、前ダメだった店に再び入る。
お一人様なので、前回と同じくカウンター席。周りは新橋とかわらない5、60代のおっちゃんばかり。錦糸町は新橋に次ぐ第2のオヤジの街になりつつある。まあ、いいんだけどね。ちょっとして、アジア系の店員から「サービスデツ(す)」 とたどたどしい日本語をそえて、お通しとキャベツを持って来る。性懲りもなく、キャベツはシナチクをポリポリ食べているうちにステーキ配膳。
あ、ステーキがジュウジュウ音を立ててきてる。
アジアン男が「アツイデツノデ、オキョーツケクダサイ」といいながらステーキを置く。ステーキが熱い、というのはダメな可能性が高い。
で、やっぱりな味。言わんこっちゃない！
やっぱり、ダメだった。
ほんの僅か、旨味が……ねーよ。肉を食べに来たのかキャベツを食べに来たのかコーンを食べに来たのかよくわからなかった。
★★